アトピーを発祥させる原因のひとつと言われる『酸化』
酸化とは、酸素が他の物質と結合することをいいます。
人は酸素の力で栄養分を体内で分解し生きています。
では、肌が酸化した状態とはどんな状態なのでしょうか?
肌が酸化するのは肌の細胞がさびた状態、老化した状態です。
肌の表面の皮脂膜は常に空気中の酸素と触れているわけですから、今も酸化は起きている、進んでいる状態です。
空気中の酸素は安定しているといわれますが、呼吸し体内に取り込まれた酸素は不安定になるといわれています。
安定した状態ではなくなった酸素は、酸化力が増加します。
このパワーアップした酸素の状態が『活性酸素』と呼ばれています。
活性酸素が体の細胞や組織を酸化させます。
アトピーのほかにも癌や心筋梗塞、糖尿病、動脈硬化そして老化も促進します。
いわゆる三大疾病、生活習慣病といわれるものです。
アトピーによいとされるルイボスティーという飲み物があります。
ルイボスの意味は現地語で「赤い茂み」という意味らしいです。
味の表現はうまくできませんが強いて言えば紅茶に近いです。
飲めますけどおいしいわけではありません。
香水のような香りが気になって仕方ありませんでしたので、のどが渇いたときにガブ飲みする類のお茶ではないです。
紅茶やハーブティーを飲む感覚でどうぞ、という感じでしたね。
まあ味覚は人それぞれなので参考までにしてください。
このルイボスティーの特徴は、ノンカロリー、ノンカフェイン、ミネラルが豊富、SOD様酵素を含んでいることです。
そして体内の酸化を防ぐ抗酸化作用があります
アトピーそのものに直接効くとか抑えるわけではありませんが、紅茶やコーヒーなどを飲む生活習慣があるなら、その代わりにルイボスティーを飲めばじわじわと変化があることと思います。
あなたがカフェインを含むコーヒーを好んで飲んでいるのであれば、ルイボスティーに変えるメリットはストレスを、より和らげる効果があると思います。
コーヒーを飲んだほうが落ち着く・・・と思われるかもしれませんが、コーヒーのカフェインには交感神経を刺激する成分が含まれています。
交感神経を刺激するということは興奮する状態です。
アレルギーやアトピーの精神状態で良い状態といえるのは、副交感神経が交感神経に勝っている状態です。
簡単に言うとリラックスした状態です。
またカフェインには胃腸など消化器系にダメージを与る作用もあります。
胃の粘膜が弱っている方は3週間程度、カフェインを摂取しないようにすると回復を実感できるらしいですよ?
ルイボスティーはミネラルもたくさん含んでいます。
ミネラルが不足すると、体がだるかったり、疲れやすくなります。
数あるミネラルのうち、肌に良いとされるのは亜鉛・マンガン・マグネシウムです。
そしてルイボスティーに含まれるミネラルはカルシウム、ナトリウム、マグネシウムなどがあります。
あと、SOD(スーパー・オキシド・ディスムターゼ)様酵素が多く含まれています。
体の組織に炎症を起こすと言われる活性酸素
活性酸素は花粉症やぜんそくなどのアレルギーも引き起こすといわれています。
ルイボスティーに含まれるSOD酵素は、活性酸素を抑える働きがあります。
アトピーを引き起こす原因といわれる、活性酸素の発生を体の内側からケアするのに効果的なドリンクです。
つまりSOD様酵素にはアトピーの炎症に多少なり効果があるといえます。
そして、ルイボスティーには抗酸化作用があります。
植物が光合成により作り出す抗酸化物質で、ポリフェノールのひとつであるケルセチンは、アトピーの湿疹にローションのようにパッティングして使うこともおすすめです。
体の外側からは皮脂膜のパッティングで、内側からは飲んで体内から改善という使い道があります。
保湿クリームの市販品にはルイボスエキス入りの保湿化粧品もあるくらいです。
牛乳を混ぜたり、」ハチミツを加えたり、アレンジして楽しんで飲んでみてはいかがでしょうか?
このあたりは、本やネットで探すといろいろ出てきますよ。
ルイボスティーはノンカロリー。
お茶の仲間ですからカロリーゼロは見逃せないポイント。
美肌ケアとダイエットしたい方にもおすすめです。