お酒を飲むとアトピーが赤くなるのはなぜ?痒みを防ぐアルコールの飲み方

アトピー性皮膚炎がある方で、お酒を飲んだらアトピーが
出ているところだけ赤くなってしまった・・・

歓送迎会に忘年会、新年会にコンパなど、社会人でお酒を飲む
機会は度々ありますが、いつも皮膚がこんなふうになっていては
ちょっと、しんどいですね・・・

いったい、どうしてなのでしょうか?

お酒は皮膚の毛細血管を拡張させます
そのため、アトピー性皮膚炎の人では、かゆみが強くなります

顔、背中や腕、太ももなど全身が真っ赤に火照ることもありますし
下着の食い込み部分が、赤くなってしまう方もみえます

アルコールが回ってくると、全身が痒くなるうえに、掻いては
いけないという気持ちが何処かに飛んでいき、寝ている時に
かゆくなった時と同様に、ボリボリ掻きむしってしまうことが
少なくありません

頭皮に湿疹がある場合、カーッと血がのぼったような状態に
なるので、強く掻きむしってしまい、湿疹を酷くすることも
あります

少量の酒で、ゆっくり楽しむことは悪くありませんが、自分の
適量を知っておかないといけません

アトピー性皮膚炎の方の場合は、肝臓や腎臓など、血液中毒素を
分解する働きが弱い傾向にあります

アルコールの分解酵素は、生まれつき、人それぞれで違います
特に女性は男性よりもアルコールの分解酵素が少ないと
言われているのです

皮膚への影響も大きいことになりますし、早く酔ってしまうので
気を付けなければいけません

アルコールを分解できる酵素などがあればいいのでしょうが
残念ながら、酵素は口から飲んでも胃で分解されてしまいます

お酒を飲むときは果物や野菜類などのビタミン類を中心に
つまみを食べながら飲めば、吸収が遅くなる効果があるため
急激に体が火照るのを少しは防ぐことができます

ウーロン茶等を間に挟んで、アルコール分をたくさん
取りすぎないように気をつけるようにしましょう

顔が赤く火照る場合には、冷たいおしぼりなどで冷やすのも
効果があります

2次会などでカラオケに行くことも多いと思いますが、その時は
冷たい水分を取るのも良いでしょう

また、カラオケで歌ったり、酒を飲んだりして症状が悪化する
人がいます

酒を飲む席やカラオケルームでは、タバコの煙やヤニがエアコンの
フィルターに染み付き、よどんだ空気の中で長い時間過ごすことで
症状を悪化させるのです

そうかと思えば、何時間も歌いどおしで、へっちゃらなアトピー肌の
人もいるようです

好きなことでストレス発散しているときは痒みも起きにくい
ようですね

ただ、アトピーの状態が良い時なら良いのですが、湿疹やかゆみの状態が
悪いときは、いくら好きなカラオケといえど、注意が必要ですね

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