目の周りのカサカサが気になりだしたら|アイメイクが原因でアトピーに?

大人の女性で、化粧をするようになってから目の周りが突然赤くなるケースがあります。なぜそうなったのでしょうか?

女性に多く見られる、目の周りのプツプツ湿疹、カサカサ、赤み、かゆみ。
ひどくなると目の周りを触るだけでヒリヒリするほど敏感になります。

それはアトピー性皮膚炎かもしれません。

 化粧が起こす目の周りのアトピーについて考えていきましょう。

子供のときにアトピーとなり大人になるにつれて治るパターン。
症状が普段はなくて、時々出たりゆるくなったりしながら続くパターン。
今までアトピーになったことはないけれど敏感肌というパターン。

そして、肌質は皮膚が薄くてキメが細かい典型的な、乾燥肌。
なりやすい人の背景は、こんな感じではないでしょうか?

どれかにあてはまりましたか?

肌が弱い、子供のときにアトピーだったということは重々承知なんだけど、肌に優しい化粧品ならいいかと思い、やりたかったアイメイクに挑戦してしまう場合もありますよね。

周りの友達にメイクする子が増えてきたので自分もメイクをしてみたい・・・化粧するきっかけは人それぞれですが、アトピーの女性の場合は、自制したけどやっぱり化粧もしてみたいというパターンが多いようです。

アトピー肌ということもあり全く化粧をしたことがなかった人が、少しずつ化粧を試すようになるときに注意しておきたいことがあります。

それは化粧品選びとクレンジング選びですが、正確にはクレンジングを使うような落としにくい化粧品を使うのは避けます。

化粧品を落とす場合も、クレンジングは使わずに代用品を使うべきです。

使ってはいけないアイメイク化粧品は何でしょうか?
それはウォータープルーフのアイライナーとマスカラなどです。

そしてそれを落とすためのクレンジングが要注意なのです。
ウォータープルーフタイプは、水や汗に強い性質を持つため、なかなかメイクが落ちません。

クレンジングを使い、かなりゴシゴシ擦って落とす感じです。
クレンジング後は決まって目の周りが赤くなってしまいます。

そして、次の朝には目の周りがひどく乾燥しています。
しっかりアイメイクも拭くだけで簡単に1回で落ちる。

そんな薬剤の染み込んだコットンも使ってはいけません。
強力なアイライナー・アイシャドウ・マスカラを簡単に落とすことができるのは、もっと強力な洗浄成分だけです。

そしてメイクを落とすときに目の周りの皮脂膜を荒らし、翌日、まぶたが腫れぼったくなってしまいます。

肌が弱いし、クレンジング後は目の周りが赤くなってしまっても、アイメイクぐらいはしたいんです!

その気持ちを少し抑えて、まずは目の周りのスキンケアをして皮膚を休ませ、回復させないといけません。

化粧品やクレンジング、そしてゴシゴシ擦った影響で、あなたの目の周りの皮脂膜は荒れ、外部からの菌が入りやすい状態です。

皮脂膜が荒れると角質層の水分が蒸発しやすく乾燥し痒くなります。

こんなときは皮脂に一番近いホホバオイルやスクワランオイルで、皮脂膜の代わりができるようにやさしく塗ってあげること。

よくわからない塗り薬や、炎症に効くステロイドなどの強い薬は塗らないようにしましょう。

瞼を含む目の周りの皮膚って、触ってみると薄くないですか?

その薄い皮膚に強い薬を塗ると、刺激に負けて赤くなったりします。
たまに目の周りの赤み・かゆみ・カサカサに対して強いステロイドを処方する医者もいるようですから気をつけたいものです。

アトピーは花粉症になるメカニズムと似ているところがあり、一度発症すると、その後はアトピーが軽くなったりはするけれど、なかなか完治には至らない場合が多いです。

普通肌の女性と同様の化粧品は使えなくても、化粧の方法も違っていても肌を守りながらオシャレする方法はありますから、敏感肌をいたわってあげましょう。

アトピーの女性は、もともと肌のキメが細かいことはよく知られています。

敏感肌の顔には本来、何も付けないほうがいいのですが、基本的なスキンケアに加え、アトピー肌にも負担にならないポイントメイクでオシャレする方向で、十分に魅力的な女性になれると思います。

まずは赤みを消すことが大切です。

その後はカサカサにならないようスキンケアをしながら、状態のいいときは敏感肌やアトピー肌にも使える化粧品を使っていくようにしましょう。

アトピーの見分け方

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