アトピー肌に酵素洗顔はしてもいい?毛穴の黒ずみケアで注意するポイント

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酵素洗顔は毛穴に詰まった黒い角栓を取ることができます。

毛穴の黒ずみが気になるので、酵素洗顔をしたいのですが、アトピーに影響するのではないかと心配ですよね。

黒い角栓は皮脂と角質のタンパク質が混ざったものです。

皮脂は洗顔で洗い落すことができても、角質のタンパク質は残ります。
角質タンパク質を分解するのが酵素洗顔の役割です。

酵素洗顔による角質ケアはくすみ対策やエイジングケアに有効とされています。

しかし酵素洗顔料は洗浄力が強いものが多く、キレイにする反面、肌への負担も相当にあります。
敏感肌や超乾燥肌、アトピー肌の人には適していないため、やらないほうが良いです。

軽度のアトピー性皮膚炎の場合なら酵素洗顔はできるのでしょうか?

軽度のアトピーで、どうしても黒ずみ毛穴をきれいにしたいの!という方は酵素洗顔をするとき何を注意すればよいのでしょうか?

それは、いくらきれいにしたいと言っても「こすらないように洗うこと」です。
刺激を与えずに汚れだけ浮かすイメージを持ちましょう。

そして肌に負担をかけないように週一回までにとどめるべきです。

できれば顔全体に行うのではなく、角栓ができやすい部分のみ行う方が良く、顔が赤くならないか部分的にテストしてからにしましょう。

また酵素には肌を柔らかくする効果もあります。酵素の働きを活かすには冷たい水で使わずに、ぬるめの湯で泡立ててからやさしく洗うことです。

顔の上でこすって泡立てるのは絶対してはいけません。

これで毛穴の黒ずみがずいぶんきれいになると思いますが、酵素洗顔でアトピー肌の皮脂膜がさらに弱ってしまったと考えられます。

いつもより入念に保湿を行う必要があります。
皮脂膜を荒れたままにしておくと、皮膚に影が入ったような、くすみの状態となり表情も暗く見えてしまいがちだからです。

どういう状態なのかというと、皮膚の角質がひどい乾燥によって細かく毛羽立った状態。

ゴルフのグリーンの芝の目が、順目と逆目で明るく見えたり暗く見えたりしますよね?
あんなイメージを想像してみてください。その影がくすみに見えてしまうこともあるのです。

別のケースでは、睡眠不足やさまざまなストレスによる血行不良でくすんで見えてしまうこともあります。

アトピー肌の美白は、保湿を重視したスキンケアと、体の養生が大切なのです。

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