ステロイドの副作用で唇にシミが増えた|掻く癖がアトピー肌を黒くする?

数年前から、唇にシミが増えました・・・

上唇にも下唇にもできていて、中には、まだ薄いシミもあります
ステロイドなどの薬の副作用なのでしょうか?

アトピー性皮膚炎は、良くなったり悪くなったりをくり返す
皮膚病です

アトピー性皮膚炎が慢性化してくると、皮膚の薄い部分などに
色素沈着といわれるシミができてしまうことがあります

ステロイドの塗り薬による色素異常なのではないかと言われる
ことが多いですが、それが原因ではありません

実際、首にさざ波のようにできる黒ずみは、ステロイド薬を
使っていない人でも出る方がいるからです

そういった、黒ずみの原因は、掻いたり、こすったりする癖が
ついていることが原因であるケースが多いのです

慢性化したアトピー肌は、長い間、皮膚に刺激を与え続けたために
黒ずみなどの、炎症跡による色素沈着が起きやすいのです

唇のほかに、額や下あごの部分、ほお骨のあたりにも
色素沈着は起こりやすいです

黒ずみなどの色素沈着を作らないためには、言うまでもなく
アトピーを悪化させないということになります

アトピー性皮膚炎は、赤みを伴う湿疹と、強いかゆみが起こる
皮膚病です

夜、寝ている間も、かゆみで皮膚を掻き壊してしまうことも
日常茶飯事ですが、この「掻く」という行為が、アトピーを
悪化させる大きな原因でもあるのです

予防方法は、「掻く」「擦る」などの摩擦刺激を避ける
ことです

顔や体のゴシゴシ洗いも、もってのほかです
痒いときは、冷やしてかゆみを鎮めたり、塗り薬や
抗ヒスタミン剤などのかゆみ止めでしのぐようにします

唇のシミ(色素沈着)は、アトピー性皮膚炎の慢性化による
炎症性の色素沈着なのです

リップクリームで、潤いを与える時も、こすり付けないように
しましょう

ポイントメイクで、口紅を塗るというときでも、まず下地に
白色ワセリンを薄く塗り、保護してから上塗りすると良いと思います

また、無意識に指を唇に持っていく癖がある方も要注意です
体用のステロイド軟こうを塗った指で、そのまま、皮膚の薄い唇に
触れないように気を付けましょう

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