ステロイドを塗る範囲の見分け方|しみる尿素の変わった使い道

肌にステロイドを塗る場合、できるだけアトピーの痒い
患部のところだけに、塗るようにしたいものです

乾燥してカサカサしているところ・・・
掻き壊して、ガサガサしているところ・・・
慢性的なボリボリで、かさぶたのようなゴワゴワ肌・・・

このような部分にだけ、チョン、チョンと付けるように
すべきとわかっていても、ステロイドを塗る範囲が
どこまで塗っていいものか、わかりづらいこともあります

塗らなくていい部分まで、塗っているかもしれません

アトピー肌でも、カサカサした程度であれば、保湿剤を
塗っておくだけで十分な場合があるからです

ですが、どの部分にステロイドが必要な患部なのか
どこまでが保湿剤だけでいい患部なのかが分かりません

なにか、いい見分け方があるといいですよね

ステロイドの塗り方でも、塗る順番が分からないという
疑問のほかに、塗る範囲がよく分からない、塗りすぎが
心配といわれる方もみえると思います

そのような時は、ドラッグストアで売っている尿素を
利用する方法がありますので紹介します

ちなみに、尿素は500円程度で購入可能です
皮膚科で処方される保護剤にも、尿素が配合されている
ものがあります

・パスタロンソフト(尿素10%)
・ウレパールローション(尿素10%)
・ウレパール軟膏(尿素10%)
・ケラチナミン軟膏(尿素20%)

尿素軟膏は、保湿剤ではあるのですが、少しでも皮膚に
キズがあると、ヒリヒりとしみる特徴があります

この特徴というか、性質を利用する方法です
最初に、ぱっと見で、あきらかに湿疹と分かる部分に
ステロイドを塗ります

力を入れずに、すーっと延ばすように塗りましょう
次に、ステロイドを塗るべきか迷う部分に、尿素軟膏を
塗ってみます

そうすると、もし傷がある場合、しみてヒリヒリするので
そこだけチョンチョンと少量のステロイド軟膏を塗ります

ステロイドは油脂性の軟膏なので、傷口にもしみることは
ありません

この方法なら、必要以上にステロイドを塗ることが無く
塗りすぎ防止対策となるはずです

塗りすぎ防止は、塗る範囲のほかに塗り方も関係します
ステロイド外用薬は、横から見てわずかにテカっている
ぐらいの感じになる程度で十分です

それぐらいで、効くようにできているからです
なるべく薄く塗るように心がけましょう

その為には、チューブから直接、指先に出すのではなく
手の甲に出して、塗る量を調整します

弱いステロイドと強いステロイド、2つのランクを
塗り分ける場合もあると思います
この場合は、弱いほうから先に塗ります

1.弱いステロイドを先に、広範囲に塗ります
2.強い薬を、重度の湿疹部分に、チョン、チョンと
置くように重ね塗りするのです

塗りすぎを防止することは、使いすぎによる副作用を
防ぐことにも繋がるので、尿素を使う方法を
取り入れてみてはいかがでしょうか?

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