アトピー肌がヘナでかぶれない為に|毛染め剤のパッチテストの注意点

アトピー性皮膚炎は湿疹や痒みが良くなったり悪くなったりを繰り返すのが特徴の皮膚の病気です。

もともと皮膚が弱いですから症状が良くなった時に注意したいのは「おしゃれ心」です。

女性なら誰しもが持つ気持ちだとは思いますが、良くなった皮膚に、再び合成界面活性剤を使い始めたらまた悪化の道に逆戻りです。

特に気をつけたいのが、カラーリングで使う毛染め剤です。

髪を染めるのは、やめたほうがいいのは知っていても、それでも染めてみたい、と思うんですよね?

しかし、強い薬液な場合が多いですから、かぶれや痒みに悩まされてしまうこともありますよ?

肌がキレイになったのでオシャレをしたい、そんな気持ちからカラーリングをするなどして、
後で思わぬダメージを負うことにもなりかねません。

なかには、パッチテストをするから私は大丈夫・・・と思う方もいるでしょう。

自分はアレルギー体質だ、アレルギー気味だから、自分の肌に使ってもよいか試してから使うのが当たり前と慣れている方も要注意ですよ。

肌にやさしいヘナを使うから大丈夫??
ヘナだからと言って誰の肌にも合うと言う事はありません。
ジアミンという成分が、かぶれを引き起こしますからね。

さらには、パッチテストをしても反応が無かったから安心してヘナやってます、という方も注意してくださいね。

通常、腕の内側などでパッチテストをしている方も多いと思います。初めて使う化粧品とかには、必ず。

でも、腕にちょっと液を付けたときは何にも起きなかったとしても、頭皮全体に使用する毛染めは、面積が違います。


塗った量が、体の耐性を超えてしまったときには、ぶわぁーっと頭の皮膚が膨れたりすることもあります。

オシャレをしたい気持ちは大切です。
私の母は介護レベル1の76歳ですが、外に出掛ける時、口紅だけは塗ります。塗らない日も多いですが。

キレイでいたいと思う気持ちはなくしてはいけないなと思ってしまう瞬間でしたね。

気持ちが若いって、大切なことですよ?

でも、皮膚を痛める合成界面活性剤を含む化粧品は避け、クレンジングを使わないと落ちないものを顔に使うのは避けましょう。

アトピー素因のある、弱ったバリア膜の状態の皮膚では炎症を引き起こし、皮膚の状態を悪化させかねないのです。

少量で試すパッチテストがOKでも、塗布範囲が広い場合、かぶれるケースもあると知っておきましょう。

地肌に直接、薬液が付かなければ良いので保護クリームを塗っておいてから行うのも一つの方法です。

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