手の湿疹がひどいと、人前に手を出すのがはずかしいですよね
スーパーの買い物でレジでお金を払うときに、手を2度見されたり
車から降りたら、運転席の周りが粉だらけだったり・・・
主婦湿疹などの手荒れを治すのに、手袋を使う湿潤治療は
比較的簡単なわりには、よい結果が出る方法です
あかぎれや、手のアトピーにもおすすめです
水分を与えた手にワセリンを塗ったり、ハンドクリームを
塗った手に、使い捨ての薄手の手袋をはめて寝るだけで
翌朝には手荒れがずいぶん回復していくのでやりがいのある
対策なのですよね
湿潤療法はラップ療法が代表的な方法です
サランラップを使い、ひじの内側の曲がるところのガサガサを
治すのにもよく使われる治療法です
手荒れの湿潤治療は、使い捨て手袋を使うのが、洗う手間もなく
価格も安いのでおすすめと、前回書かせていただきました
というわけで、今回は、使い捨て手袋の選び方についてです
毎日の事なので、コストパフォーマンスが気になりますよね
種類と使い心地、価格を調べてみました
【参考】薄手のビニール手袋一覧
■綿手袋
・ワセリンを洗い落とすのに手間がかかる(手洗い)
・洗剤成分で手荒れが起きることもある
・安い綿手袋を使い捨てするほうがおすすめ
・綿製下ばき手袋というのが20枚で1200円程度
■ポリエチレン手袋
・安い
・指先、手首ともルーズな感じ
・サイズ:M
・厚み:0.018mm
・100枚入500円程度
■低密度ポリエチレン手袋
・やわらかい
・100枚入り 200円程度
■高密度ポリエチレン手袋
・サラリとした感触
・200枚入り 300円程度
■ポリオレフィン手袋
・手触りが良い
・指先はぴったりフィットする
・手首周辺はゆとりがある
・サイズ:M
・ポリエチレンより丈夫
・厚み:0.025mm
・100枚入1,500円程度
■ニトリルゴム手袋(粉なし)
・合成ゴム製
・手にピッタリとフィットするタイプ
・SS・S・M・L (左右兼用)
・厚み:0.10mm
・100枚1,300円弱程度
■塩化ビニル手袋(粉なし)
・フィット感があり、伸縮性もある
・手首周辺はゆとりがある
・S・M・L (左右兼用)
・厚み:0.08mm
・100枚800円弱程度
■天然ゴム(粉なし)
・手にピッタリとフィットするタイプ
・サイズ:S・M・L (左右兼用)
・伸縮性があり丈夫
・厚み:0.15mm
・100枚1,000円弱程度
■シルク手袋
・付け心地がいいが高価
・1双700円以上目安
・肌にやさしく、あたたかい絹製
・保湿性が高く、手の乾燥・保湿ケアに効果的
綿の約1.5倍の吸湿性、放湿性がある
静電気が帯電しにくい為、不快感を抑えられます
紫外線から肌を守る効果があります
洗濯すると締まるなどの特徴があります
以上、調べてみましたが、ご参考になれば幸いです
数量単位が「枚」と書いてあるものがほとんどですが
両手分(1双)使うと2枚使うことになります
左右で別れていませんので・・・
綿手袋やシルク以外の、ビニール系の手袋は手に
フィットしないものも多いですが、安いので
使い捨て向きといえます
手首のあたりはガバガバになりますので、隙間を
マジックベルトやテープなどで、しめてやると
蒸れ効果が上がります
手術用手袋という、ぴちっとするラテックス製の手袋も
ありますが、多少圧迫する感じがするので、夜の寝付きに
良くないのではないかと思います
手術用手袋は、むしろ洗い物などの水仕事に使うのに向く
感じがしましたね
ぴったりフィットしたほうが好みの方にはおすすめです
サイズもいろいろ選べますが、5.5~7.5号まで、0.5号刻みで
選べることが多いです
20双で2,000円目安程度の物がありましたが
もっと値段が高いものもありました
総じて、使い捨てとしては高価だと思います
手術手袋の汗かき効果自体はかなり高いので、圧迫感が
気にならない方は一度ご検討されてください
個人的には、安いタイプの中では手触りもよい
ポリオレフィン手袋がお気に入りです