お風呂上がりにドライヤーで髪を乾かすと、皮がポロポロとフケのように剥がれてくることがあります。
夏などは特に、自然乾燥させる方も増えてきます。
頭皮にアトピーがある方は、シャンプー後は自然乾燥がいいのでしょうか?
髪が乾くまでの間は、頭皮がふやけることがきっかけで頭が痒くなるケースもあります。
髪の量が多かったり、髪の長さが長いと自然乾燥にも時間がかかりますから、ロングヘアーの方は要注意ですね。
アトピー肌の女性の方は、髪の長さについても一長一短あり、苦労されていると思います。
気を付けたいのが、髪の先っぽがうなじやおでこに当たってチクチクする刺激によって痒くなるパターンですね?
うなじに当たらず、肩に触れる程度の長さが痒くならずに快適なのではないでしょうか?
そうして、ドライヤーの送風で乾かす習慣にすれば、頭部に熱がこもることもないですし、髪や頭皮のダメージも低減できます。
では、頭皮にステロイドローションを塗る場合は、乾かしてからでしょうか?それとも濡れたままでしょうか?
頭皮に使うステロイドは、ローションタイプが使われます。
ローションタイプは伸びも良く、塗りやすいので頭皮に良く使われるワケですね。
ステロイド軟膏がベトッとしていると表現するなら、ローションはトロリとしていると言い表せるでしょう。
厚く塗る心配はないですが、ドボッと出てしまうこともありますから気を付けましょう。
頭皮にアトピーがある方、ステロイドローションの塗りすぎになっていませんか?
では、塗るときの方法を紹介します
■洗髪後の頭皮にステロイドローションを塗る手順
1.頭皮をタオルドライする
2.タオルで水気を拭き取ったら、少し湿り気が残っているくらいの状態でローション剤をつけます。
3.髪の毛を完全に乾かします
髪が濡れたままで寝ると、頭皮の中は朝まで高温多湿の状態となり、雑菌が繁殖しやすくなり荒れた頭皮には刺激となります。
寝ている間に頭皮が痒くなると、他の体と同じように無意識で掻き毟ってしまいます。
すると、引っ掻き部分が化膿したりしやすいですからね。
また、万が一シャンプーやリンスの残留成分があったとしたら、首の裏に垂れてうなじが荒れたり、髪の生え際にとどまって、髪の根元が赤くなることもあります。
後頭部の髪の生え際に、かさぶたのような凸凹と、痒みが出たりしやすいですが、こちらの部分にステロイドを自分で塗るのが大変です。
ローションを直接当てて、患部につければ場所はドンピシャだけど、ローションの使った量がわかりづらく、付けすぎになることも考えられるからです。
かといって、あらかじめ右手の指先にローションを出して左手で患部を探し、左手で場所をロックオンしながら右手の指を近づけて塗っても、的を外してしまうことも・・・。
得てして広範囲に塗りがちなのが、背中や後頭部などの自分で見えないところです。
ステロイドを患部以外の塗らなくていい部位に塗るのは良いことではありません。
塗る範囲が、ほぼ1点の場合は狙い撃ちがしづらいですよね?
100均で売っている、メイク用の注射器を利用してローションを必要な分だけ吸わせ、左手て患部を見つけピンポイントでローションを付けるのも一つの案です。
もちろん針は尖っていませんから安心してください(笑)
整髪料のようにドボドボと付けたり、付ける量が1滴だけだったりと、いいかげんに塗っていては良くなるものも良くなりません。
患部に必要な塗布量については、医師にしっかり確認を取るようにしましょう。