湿疹がなかなか良くならず、メイクをするのを止めていると
素顔で外出しなければならず、恥ずかしく感じる・・・
人目が気になって、外出が億劫になりますよね?
アトピーがひどい時のメイクは避け、落ちついている時に
口紅だけとか、アイメイクだけとかしてしまいます
アトピー性皮膚炎の場合、湿疹があるときだけでなく
今は出ていない場合でも、化粧で皮膚を刺激することは
控えるべきでしょう
しかし、綺麗にしたい気持ちと葛藤する方も多いのでは
ないでしょうか
調子が良い時はアトピーだと分からないくらいの肌が
悪い時には目の周りや首がすごく赤くなり、特定の季節に
目の周りがかゆく、赤い状態が続くこともあります
メイクで一時きれいにするよりも、いたわって健康な
状態の肌でいたほうが良いと思いたいですが、メイクが
好きな方もいるでしょう
肌がカサつく程度ならまだいいのですが、ガサガサの場合
今は症状を抑えるとき、と割り切って皮膚への刺激は
避けることに取り組むべきです
自分のアトピー肌の状態を知り、コントロールできると
少しずつメイクすることも可能になってきます
湿疹に何年も悩んでいる方も、スキンケアと生活スタイル
に気を付けていけば、良くなっていきます
■アトピーをコントロールするうえで大切なこと
1.自分のアトピー肌が、どんな時に悪くなるのか?を
しっかりと把握することが大切です
2.悪化しそうになったら、信頼できる皮膚科の主治医に
診てもらう、そんなコントロールができると良いです
3.人目を気にしすぎないことで、ストレスがかからない
ようにしましょう
職場などでアトピー肌の方がいると、どうしても話題に
する人はいます
そういう噂話が聞こえてしまうので、聞いた人もついつい
その人の顔の状態が気になり、会った時に見てしまいます
しかし、アトピーが軽度の場合なら皮膚の赤みや湿疹は
本人が気にするほど周囲の人たちは気が付かないものです
案外、自分が気にしすぎていて、それがストレスとなり
成人性のアトピーを悪化させている場合も多いのです
ですので、自分でも前向きな行動や、明るい表情を作り
意識を変えていくと、だんだんと気にならなくなります
見た人も、その明るい表情を見て安心し、いつも通りに
接すればいいんだと思うようになります