アトピー体質は春季カタルになる?防腐剤が入っていない目薬が良い理由

小さいころからアレルギー体質があり、アトピー性皮膚炎や
ぜんそくを繰り返してきた場合、アレルギー性結膜炎が
ひどくなり『春季カタル』という目の病気になることもあります

もともと、子供に多い病気なのですが、アトピー性皮膚炎に
なったり、治ったりを繰り返してきた方の場合は、大人に
なってからも掛かるケースがあるというのです

春季カタルとは、いったいどういう病気なのでしょうか?

■春季カタルの特徴とは

・上まぶたの裏側に、乳頭と呼ばれるぶつぶつができる
・強いかゆみがある
・糸を引くぐらいの、目やにが出る
・黒目の周りの白目だけが腫れ上がり充血する
アレルギー性結膜炎の重症化したものという位置づけです
ちなみにアレルギー性皮膚炎の主な症状は以下のとおりです

■アレルギー性皮膚炎の主な症状

・強いかゆみ
・まぶたの裏側がボコボコ盛り上がる
・目やにが出る
・充血する

比べると、ほとんど症状自体は同じですね
ひどくなると病名が変わる、という出世魚のような病気です

重症化してしまうきっかけは、病院に行かずに自分で薬局の
目薬で抑えてごまかすことによるものが多いです

目のかゆみを感じたら、面倒でも眼科で適切な点眼剤を
処方してもらうのがベストです

市販の点眼剤には、アレルギーを起こしやすい『防腐剤』が
含まれています。防腐剤を含んだ目薬を使い続けると
アレルギー症状が悪化しやすくなります

市販の点眼薬の防腐剤には、塩化ベンザルコニウムという成分が
含まれています。長く使うことによりアレルギーを引き起こしやすいと
いうことがわかっていますので注意が必要ですね

眼科でもらえる点眼薬は、冷蔵庫で冷やして保存したり
使用期限が書かれていたりするのは防腐剤が入っていないから
なんですね

花粉用の点眼薬でいうと、市販の点眼薬で人気のクールタイプの商品より
刺激も少ないわりには、よく効きます

刺激が少ないというよりは刺激がなくて、少々、物足りないぐらいです
織田裕二の「キターッ(古いですか?)」っていうぐらいの刺激が
個人的には好みなので・・・

市販品で、もうひとつ気をつけたい商品が『洗眼剤』です

専用カップに洗眼剤を入れ、目にかぶせて上を向き目をパチクリと
洗うわけですが、目を洗った液体が目の周りの皮膚に付着するため
まつげや目の周りの汚れ、付着した花粉が目の中に入ります

また、多くは防腐剤入りなので目の周囲の皮膚にまで刺激やら
アレルギーの危険がおよぶ可能性があるのです

目を覆う保護する成分(ムチンなど)を流してしまうので
ドライアイが進行するとも言われております

春季カタルになったら、コンタクトの使用もやめましょう

1Dayならいいんじゃない?と思うかもしれませんが、装着時に
アレルゲンがまぶたの裏側の上のほうに押しやられる場合が多いため
治ってからするようにしたほうが良いのです

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