女性ホルモンの乱れでアトピーが悪化する|生理前の不調を解消するには?

生理前にアトピーが悪化する方は多いです

アレルギーの症状は月経前(生理前)の2~10日前に出やすく、PMS(月経前症候群)と呼ばれる症状のひとつです。

軽度のアトピーで普段は、ひどい痒みも出たりはしないのですが、生理前になると肘関節の内側、首、足がものすごく痒くなってしまう。

夜には眠れない、朝起きると無意識に掻いた血の跡がありヒリヒリするなんてことはありませんか?

これらの症状が慢性化してしまうと、毎月のことだけに黒ずみなどの色素沈着にもつながります。

ほかにも、情緒不安定になったり、落ち込み気味になったりしませんか?
それは、女性ホルモンのバランスが狂っているからかもしれませんよ。

女性の月経前は、黄体期といってプロゲステロンという女性ホルモンの分泌が急上昇する時期なのです。

女性ホルモンのバランスの乱れにより、さまざまな不調が起こるのですが、そのひとつに、アレルギー症状の悪化が挙げられるのです。

主な不調を紹介します。

■からだの不調

・肩こり、むくみ、ニキビ、だるさ、つかれ、めまい、頭痛、腰痛、吐き気、乳房のはり、肌荒れなど(前述のアレルギー、アトピーの悪化)。

■こころの不調

・イライラ、怒りっぽい、落ち込みやすい、涙もろくなる、興奮しやすい、情緒不安定など。

女性の8割にPMSの症状がみられますから、特殊なことではありません。

アトピー湿疹が決まってこの次期にひどくなるようであれば、女性外来か婦人科を訪ねてみてください。

低用量ピルを飲んでホルモンバランスを整える治療をすれば、ずいぶん楽になるはずです。

低用量ピルはアトピーやアレルギー以外の不調にも効果がありますし、中~高用量ピルに比べて眠気などの副作用が少ない飲みやすい薬です。

低用量ピルって何?

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