仕事で強いストレスを毎日のように感じていて
成人アトピーになってしまう方はとても多いです
中には、不眠症になる方もみえます
アトピー性皮膚炎の方の睡眠の悩みの原因は
大きく分けると心の問題と体の問題に分けられます
不安や悩み、緊張といった心の問題
炎症からくる、痛みやかゆみといった体の問題
特にアトピー肌の場合は、かゆみで寝付けないとか
夜中に痒くなって目が覚めるという方が多いです
ストレスによる睡眠不足は、まずは自分で対処する方法を試し
それでもだめな場合は不眠治療が必要かもしれません
まずは、一般的な快眠方法を紹介します
人間は、深部の体温が下がる時に眠くなる性質があります
眠る前に、ストレッチ体操などの軽めの運動をしたり
入浴をしていちど体温を上げます
その後、体温が下がっていくので、眠りやすくなります
入浴の場合は、眠りたい時間の1時間前にはお風呂を
済ませておくと寝つきが良くなります
寝る前にパソコンや、スマホを触る習慣がないですか?
パソコンなどの強めの光は、睡眠に影響しますので
就寝の直前に見るのは避けましょう
パソコンもスマホも、明るさコントロールの機能が
付くので、照度を下げれば、刺激が減って良いですが
視力低下につながるので見ないのがベストです
体内時計の働きをご存知ですか?
体内時計は、大脳の視交叉上核(しこうさじょうかく)の
働きにより、朝、太陽の光が来てから、約15時間後に
眠くなるようになっています
生活リズムが夜型だと言う方は、就寝時間にかかわらず
朝はできるだけ6~7時には起きて、太陽の光をしっかり
浴びることが効果的
これを1週間続ければ、夜の10時から12時ころには眠気が
襲ってくるようになるでしょう
ちなみに体内時計は、 1サイクルが1日約25時間のリズムであり
日の光に当たらない場所で生活すると仮定すれば、1日1時間ずつ
どんどんズレていくことになります
でも、太陽の光に当たることによりリセットされますから
安心してください
朝日を浴びれば、体内時計がリセットされ、そこから
15時間後に眠くなる…と覚えておきましょう
これらの対処法を1ヶ月以上試して改善しない場合は
不眠治療が必要かもしれません