アトピーの肌は清潔にすることが大切です
シャワーだけの場合のメリットは、皮膚の脂が落ちにくいところと
浴槽に浸からないので温度変化で痒くなることが無い点です
給湯器が何を使っているかによっても変わりますが
ガス給湯器の場合ですと水道から直接給水されているので
塩素が抜けていない湯を浴びるのがデメリットです
浴槽に浸かるメリットは乾燥している肌を
お湯に浸けることにより全身に水分が浸透しやすくなることです
シャワーと比べ、湯舟に浸かるとお風呂の水圧が加わるので
肌にしみこむのです
そうすることにより潤いが保ちやすくなります
また、お風呂に入る直前に
牛乳を大さじ1杯~2杯程度入れるとお湯が乳化して肌への刺激が減ります
お湯の温度が熱いのは厳禁です
熱いお風呂に入ると体が温まって体が痒くなります
背中に電気が走ったようにピリピリしカーッと熱痒くなってきます
38~40度のぬるめのお湯で10分程度入りましょう
そうすると皮膚がふやけ皮脂腺の奥の汚れも浮いてきて
汚れが落ちやすくなります
純石けんか界面活性剤不使用の石けんで、さーっと洗うだけで
きれいになりますが石けんも使わないほうがよいです
アトピーの肌は手やガーゼなどで、やさしく撫でる程度でじゅうぶんです
皮膚はターンオーバーといって28日サイクルで新陳代謝しています
古い細胞組織は常に排泄されるため、わざわざ皮膚を傷めるような
タオルでゴシゴシする必要はありません
10分間でも気持ちをゆったりと過ごすことで
副交感神経を刺激し痒みを抑えることにつながります
入浴後はタオルで軽く押さえるように水分をふき取ります
そのあとすぐに保湿剤を塗りましょう
潤いを保っているうちに保湿剤を塗るのが大切です