【その2.念のためにパッチテスト】
パッチテストとはアレルギーなどの原因を調べるとき
疑いのある物質を背中や腕に貼布して反応を調べる方法を
いいます
アトピーの方や、敏感肌の方が肌にはじめて使うものには
事前にパッチテストをするのをオススメします
肌に合うかどうか分からないのに「天然系」とかの
イメージだけで安心して購入すると、実は自分には合わなかった
ということもありますからね
準備するものはバンドエイドと化粧品サンプルです
自信のある化粧品ってサンプル品があったり
お値打ちなトライアル商品がありますので利用しましょう
ふだんの暮らしの中でできる、かんたんパッチテストの
やり方を説明します
①バンドエイドのガーゼ部分に化粧品を染み込ませます
②肌の敏感な部分である腕の内側や手首に貼ります
③48時間放置します
【ポイント1】バンドエイドは防水タイプを選ぶこと
多少の水がかかったり、お風呂に入ったときも湯に浸けなければ
48時間もちます
汗をかいたり、隙間ができたりした場合でも
新しいバンドエイドに同じように染み込ませて貼ればOKです
要は48時間継続して反応を見ることが大事なだけです
48時間後、肌に何も異常がなければ、その化粧品は
使っても大丈夫ということになります
【ポイント2】テストする場所
腕の内側や手首に塗るときにもポイントがあります
できれば症状がおきている部位に貼るとさらに正確な確認となります
ただし悪化する場合もあるので、万が一症状が出ても差し支えない部位で
行う程度でかまいません
このパッチテストは、かぶれの原因となる
フェノール系の化合物(防腐剤、酸化防止剤)や
タール色素(着色料など)の反応もチェックできます
かぶれがアトピー悪化のきっかけとなることも多いのです