アイメイクに付く花粉がアトピー悪化の原因に|まぶたの腫れや痒みを防ぐ

花粉症でも目の回りが痒くなったり、顔が赤くなることは
あるのでしょうか?

アイメイクが原因で、目の周りに花粉が付きやすいということが
あります

成人のアトピーのきっかけともなりやすいアイメイクですが
つけまつげやマスカラ、アイシャドウ、アイラインなどは
ベタつきなど、花粉が付きやすいという点で問題があります

また、目の粘膜のスレスレに施すことも良くありません

花粉が目の周りにベッタリつくことで、直接、目の中に入ったり
化粧が滲んだりしたときに、花粉が目の中に入って痒みを
引き起こすのです

まぶたが赤くなり、ちょっとした摩擦でもヒリヒリとした
痒みが走りますよね

目の回りはとてもデリケート、まぶたの皮膚の厚さは
表皮と真皮を足しても0.6mm程度です

痒くてゴシゴシしたら、すぐ赤く腫れるのも、うなずけます
花粉の季節のアイメイクは、薄め、控えめを意識しましょう

コンタクトレンズをされている方は、レンズと眼球の間に
花粉が入ると、ゴロゴロし角膜炎を起こすことも考えられます

外出時だけでも、メガネに変えるのがベターです

低刺激のクリームやワセリンをまぶたに薄く塗るのも良いでしょう
すでに、瞼が腫れているのなら、殺菌効果の高い天然の
ホホバオイルを塗るのもオススメですよ

耳鼻咽喉科の治療で、減感作療法(げんかんさりょうほう)という
やり方があります

これは、アレルゲンとなる花粉エキスを、少量ずつ注射して
免疫をつける方法です

ただし、アトピー性皮膚炎の症状がある場合は、減感作療法を
してはいけません

アレルギー反応を呼び起こし、皮膚炎の悪化につながるからです
外出から戻ったら、水で目をパチパチまばたきしながら洗います

できれば、精製水や、電解生成した酸性水などが良いですね

そのあと、目の周囲に塗ったクリームやワセリンなどの保護剤を
刺激のない石けんでやさしく洗い落とします

顔にも花粉は付いているので、顔もついでに洗いましょう
水分が乾くときに皮膚も乾燥するので、目の周りを洗った後は
ワセリンなどの油分を薄く塗るようにしておきましょう

顔は保湿ローションか、ガサガサするようでしたらワセリンを
薄く塗っておくと良いでしょう

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