アトピー肌に、塩素が良くないことから自宅のお湯を
いろいろな湯を残留塩素計で測定し、シャワーのお湯が
どうやら良くないことが判明したわけですが・・・
では、お風呂の浴槽に溜めたお湯はどうなの?というわけで
前回に引き続き、我が家の塩素測定パート2となります
ビタミンCが塩素を中和するって本当なのでしょうか?
お手軽にビタミンCを入れるならレモンで問題ない?
薬局で買える「アスコルビン酸ナトリウム」が、塩素の
中和に良いらしいです
まあ、それは良いとして、本物のレモンや、レモン果汁でも
効果があるのでしょうか?
今回の測定テーマを紹介します
■水道水にビタミンCを入れるとホントに塩素除去できるのか
①ポッカレモン100で塩素除去可能?
②本物のレモンの実力は?
これらを、前回同様、ポータブル残留塩素計で測定します
測定のしかたは自己アイデアなので、専門的なご意見抜きで
見て頂けたらと思います
■水道水+ビタミンC混入で塩素除去
【測定方法】
500ccペットボトルに、キッチン水栓からの水道水を注ぎ
そこに、ポッカレモンを滴下、よく攪拌しサンプル測定します
ポッカレモン100は逆さにすると、自然滴下したのでそうしてます
何ccなの?と言われると、測っていないのでご容赦ください
本物のレモンは、自然滴下できないためスポイトの代わりに
100均の注射器があったので、そちらを使いました
目盛り付ですので1ccずつ混入するようにしました
測定中、ペットボトルにはフタをして、少しでも塩素が
抜けないように配慮しました
■測定結果
①ポッカレモン100
ポッカレモン100 | 遊離残留塩素(mg/L) | 水温(℃) |
水道水 | 0.41 | 9.8 |
1滴混入 | 0.28 | 9.8 |
2滴混入 | 0.14 | 9.8 |
3滴混入 | 0.08 | 10.0 |
4滴混入 | 0.08 | 10.3 |
5滴混入 | 0.09 | 10.6 |
6滴混入 | 0.10 | 10.8 |
8滴混入 | 0.11 | 11.0 |
13滴混入 | 0.12 | 11.3 |
②本物のレモン(アメリカ産)
本物のレモン | 遊離残留塩素(mg/L) | 水温(℃) |
水道水 | 0.39 | 9.9 |
+1cc | 0.28 | 10.2 |
+2cc | 0.11 | 10.5 |
+3cc | 0.09 | 10.7 |
+4cc | 0.08 | 11.0 |
+5cc | 0.07 | 11.3 |
+6cc | 0.07 | 11.7 |
+10cc | 0.06 | 12.0 |
+14cc | 0.06 | 12.4 |
元の水道水に対し、+1cc・・・という表示です
なので、表の+14ccというのは
「元の水道水にレモン果汁を14cc混ぜたもの」と
とらえてください
■考察
・水道水の残留塩素が、この日はもともと低かった
・0.06mg/Lからは、量を増やしても停滞して下がらなかった
・14cc混入後の水道水を飲んでみたら、レモン水として
おいしく飲める程度だった(ガサガサ肌だと、滲みるのでは?)
・2cc足すまでが効果的な感じかな?と・・・
あとは入れた量に対して減少がいまいちでしたので・・・
水道水ではなく、湯張り後の浴槽のお湯で測定したほうが
実際の使い方に合っていたのではないかと反省しています
・アスコルビン酸を使用した比較測定も行えば良かった
これらの結果を浴槽の180L程度に換算すると・・・
どちらも、すごく使ってしまいそうな感じになります
さすがに、そんなことはないだろう?と思いますので
今回の測定結果は、あくまで参考程度として見て頂けたらと
思います
次回は、お風呂に入る順番の影響を測定してみます
一番風呂と二番風呂の違いはあるのでしょうか?