エコキュートのお湯はアトピーに良い?お風呂で皮膚がピリピリしないワケ

エコキュートのお湯はアトピー肌に対して良いのでしょうか?

個人的には、良いと思います

その理由は、私の家でエコキュートのお湯を使っており
マイルドになった感覚を実際に体験しているからです

そのように感じたのは、利用開始した初日です
今は、当然ながら毎日のことなので当たり前と感じてしまい
毎日「う~ん、まろやかだあ」と口にすることはありません

さて、なぜエコキュートのお湯が肌にいいのかと考えた時に
まずは、給湯器の種類について比較せざるを得ません

お湯を作るのには、瞬間で熱交換する「瞬間湯沸かし機」
ですとか「直圧式給湯器」がポピュラーです

このタイプのメリットは、給湯器の燃料であるガス、灯油
もちろん電気と水があれば、お湯がいくらでも作れることです

瞬間湯沸かしタイプのお湯に、刺すような刺激を感じる方も・・・
普通肌の方には感じなくても、皮膚にダメージがある方や
敏感肌の方は、そう感じることもあります

一方、あらかじめ、お湯を貯めておくタイプが貯湯式です
電気温水器、貯湯式給湯器、エコキュートがこれにあたります

お湯を作るのに経済的な順位は安い順で、エコキュート→
ガス給湯器→灯油給湯器→プロパンガス→電気温水器の順と
なります

最近は灯油代も高くなってきたので、以前より差は少ない
のでしょうね

一番お湯を作るのに時間がかかるのが、電気温水器などの
ヒーター式です

そう、エコキュートがガス代の1/3で済むと謳っているのは
「空気の圧縮・膨張を繰り返して沸かす」熱交換の仕組みの
ほかに、深夜電力を利用しているからです

本来、電気式ヒーターでお湯を沸かすのは不経済なのです

エコキュートも昼間は沸き増ししないようにしないと経済効果が
ダウンしてしまいますよ

そんな電気式ですが、その分、ゆっくり沸かすので、お湯が
まろやかになると言われているわけです

夜間、沸かしている間に塩素だって抜けちゃうのです

貯湯式タイプは、缶体というものにお湯を溜めておき
例えばお風呂で給湯水栓を開くと、水道水が缶体に入り
押し出されてお湯が出てくるイメージです

うまく表現できずに申し訳ありません

例えば、シングルレバー水栓の場合、40℃のお湯が
欲しい時は、溜めたお湯と水道水を(水栓金具のところで)
ミキシングして設定した温度が蛇口から出てくるわけです

ということは、必ず塩素濃度の高い水道水が混ざるわけです
貯湯されて塩素が飛んだお湯なのに、もったいないですね

この場合、貯湯式の溜めるお湯の温度を40℃に設定すれば
水道水が混ざることなく、残留塩素の抜けたお湯が出るわけですが
すぐ使い切ってしまうのが欠点です

シャワーを浴びていたら、すぐ湯切れすることにもなりかねません
溜めたお湯を使い切るのは缶体の大きさに依存します

熱め(85℃目途)に沸かして溜めたお湯に、水を混ぜて使う
ことにより多くの湯水を使うのが貯湯式の使い方です

汲み置きして塩素を飛ばした水を、追い炊きして沸かすのも
塩素を除去するのに効果的ですが、エコキュートは追い炊き能力が
低いため向いていない方法なのです

エコキュートでも、お風呂から出る前にシャワーを浴びるのは
考えものです

入浴で、皮膚表面を保護する大切な皮脂が溶け出した後に
塩素を含んだお湯を体にかけることになります
細かな点かもしれませんが、注意されみてはいかがでしょうか?

スポンサーリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサードリンク