ヨーグルトパックはアトピー肌に危険?小麦粉アレルギーでも安全な方法

軽いアトピー肌で、顔の乾燥がひどいのですが
ヨーグルトパックをしても大丈夫でしょうか?

肌が、しっとりすると定評のあるヨーグルトパックですが
ヨーグルトの保湿効果はなぜ高いのでしょうか?

ヨーグルトのふたを開けると透明な液体が必ずありますよね?
賞味期限を過ぎると、なぜか増えているあの液体(笑)
あの上澄み液を、乳清といいます

乳清はホエイとも言われ、母乳にとても近い成分なのです
アミノ酸、ペプチドなどのタンパク質や、乳糖、乳酸
ミネラル、ビタミンなどの栄養素が含まれています

乳清の成分は、皮膚の角質層にあるNMF(天然保湿成分)に
とても近いのです

そのため、肌にやさしくなじみ、保湿力を高め
肌を乾燥から守る働きが得られるのです

他にも、ヨーグルトに含まれる乳酸には毛穴の黒ずみを
取り除く効果があるため、美肌効果もあるようです

ヨーグルトパックは、自然食品を利用したものです
かといって、皮膚に安心とは必ずしも言えません

ヨーグルトパックを作るときの材料に、小麦粉や蜂蜜が
よく使われるからです

蜂蜜も小麦粉も、アレルギーが出る人が多いので
まずはパッチテストすることをお勧めします

パッチテストは二の腕や顔のほおなど
皮膚の薄いところにつけてみます

ハチミツアレルギーの皮膚反応があるとすれば
かゆみ、腫れ、赤みなどの炎症が出るはずです

小麦粉アレルギーは、小麦粉に含まれるグルテンという
タンパク質によってじんましんや皮膚炎が出ます

赤いぶつぶつ、かゆみが出ないかチェックしましょう

ヨーグルトパックに使うヨーグルトは、砂糖抜きの
プレーンタイプを使ってください

理由は、砂糖が入っていると血糖値が上昇し
かゆみを増幅させてしまうからです

また、ヨーグルトは温めてから使用してください

温めることで乳酸菌を死滅させ、敏感肌の人でも
使いやすくなります

ヨーグルトパックの一般的なやり方と
小麦粉がダメな場合のやり方を説明します

■一般的なヨーグルトパックのやり方

・ヨーグルト 大さじ二杯
(市販のヨーグルトでOKです)
・はちみつ 大さじ一杯
・小麦粉(使用量は、ヨーグルトが垂れない程度)

これを混ぜて顔に塗り、5~10分放置し、水かぬるま湯で
洗い流し、保湿剤を塗っておきます

蜂蜜に含まれるビタミンEは、皮膚の新陳代謝を促進し
ターンオーバーを促します

■小麦粉を使わない方法

小麦粉で痒くなる場合は、ヨーグルトだけで行います
ヨーグルトだけでは垂れてくるので、キッチンペーパーを
使用します

鼻(もしくは口)から呼吸が出来るように、切込みを入れた
キッチンペーパーをヨーグルトに浸し、顔に乗せて放置します

5~10分放置し、水かぬるま湯で洗い流し、保湿剤を塗ります
ヨーグルトパックを、毎日~3日に1度くらいの頻度で行うと
保湿効果を持続でき、肌がしっとり、すべすべになりますよ

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