化粧品でかぶれ、顔全体が赤く腫れた感じになってしまいました
肌が元々弱くて、化粧品かぶれに悩んでいる方は多いです
化粧品に成分の表示がありますが、かぶれを起こしやすい成分が
どれなのか、よくわからないですよね?
化粧品の成分で、かぶれやすいものは「旧表示指定成分」である
場合が多いのです
「旧表示指定成分」とは、どういうものでしょうか?
2001年に法改正により、全成分表示に改められました
それ以前に、102種類のアレルギーや、接触刺激、発がん性等を
引き起こす可能性がある成分に表示義務があったのですが
その成分のことを「旧表示指定成分」と呼んでいます
現在では、全成分表示であるために、見分けがつかない状態です
ですから、化粧品を使う私たちが、その成分を見分けられるように
なっていたほうが良いと思います
【旧表示指定成分】
・分類別で成分を表示しました(薬事法による成分名)
・それぞれの分類の中で、アイウエオ順に並べています
■殺菌剤、防腐剤
2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン
5-クロロ-2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン
イソプロピルメチルフェノール
ウンデシレン酸
ウンデシレン酸モノエタノールアミド
オルトフェニルフェノール
グルコン酸クロルヘキシジン
クレゾール
クロラミンT
クロルキシレノール
クロルクレゾール
クロルフェネシン
クロロブタノール
サリチル酸
ソルビン酸
チモール
チラム
デヒドロ酢酸
トリクロサン
トリクロロカルバニリド
パラオキシ安息香酸エステル
パラクロルフェノール
ハロカルバン
フェノール
ヘキサクロロフェン
レゾルシン
安息香酸
塩酸クロルヘキシジン
■防腐剤
1-3-ジメチロール-5,5-ジメチルヒダントイン
N,N”-メチレンビス[N`-(3-ヒドロキシメチル
-2,5-ジオキソ-4-イミダゾリジニル)ウレア〕
■界面活性剤
セチル硫酸ナトリウム
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩類
ポリオキシエチレンラノリン
ポリオキシエチレンラノリンアルコール
ラウリル硫酸塩類
塩化セチルトリメチルアンモニウム
塩化ラウリルトリメチルアンモニウム
臭化セチルトリメチルアンモニウム
酢酸ポリオキシエチレンラノリンアルコール
■界面活性剤(殺菌剤、防腐剤)
ラウロイルサルコシンナトリウム
塩化セチルピリジニウム
塩化ベンザルコニウム
塩化ベンゼトニウム
塩酸アルキルジアミノエチルグリシン
臭化アルキルイソキノリニウム
臭化ドミフェン
■界面活性剤(帯電防止剤)
塩化アルキルトリメチルアンモニウム
塩化ジステアリルジメチルベンジルアンモニウム
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム
■界面活性剤(洗浄剤)
直鎖型アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
■毛根刺激剤
カンタリスチンキ
ショウキョウチンキ
トウガラシチンキ
ノニル酸バニリルアミド
■保湿剤など
プロピレングリコール
■皮膜形成剤
セラック
■粘着剤、皮膜形成剤
ロジン
■調合香料の原料など
ベンジルアルコール
■中和剤
ジイソプロパノールアミン
ジエタノールアミン
トリーエタノールアミン
トリイソプロパノールアミン
■増粘剤
トラガント
■色材原料、防腐殺菌剤
ピロガロール
■消炎剤
グアイアズレンスルホン酸ナトリウム
ニコチン酸ベンジル
塩酸ジフェンヒドラミン
■収れん剤
イクタモール
パラフェノールスルホン酸亜鉛
■紫外線吸収剤
2-(2-ヒドロキシ-5-メチルフェニル) ベンゾトリアゾール
サリチル酸フェニル
シノキサート
パラアミノ安息香酸エステル
■紫外線吸収剤、消炎剤
グアイアズレン
■紫外線吸収剤、安定化剤
オキシベンゾン
■酵素類
変化リゾチーム
■抗酸化剤など
dl-a-トコフェロール
カテコール
ジブチルヒドロキシトルエン
ブチルヒドロキシアニソール
酢酸dl-a-トコフェロール
没食子酸プロピル
■金属イオン封鎖剤
エデト酸
■基剤、乳化安定助剤
ステアリルアルコール
セタノール
■基剤
セトステアリルアルコール
ポリエチレングリコール(平均分子量が600以下のもの)
ミリスチン酸イソプロピル
ラノリン
ラノリンアルコール
ラノリン脂肪酸イソプロピル
ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール
液状ラノリン
還元ラノリン
硬質ラノリン
酢酸ラノリン
酢酸ラノリンアルコール
水素添加ラノリンアルコール
■基剤、接着剤
天然ゴムラテックス
■化粧品用色剤
1部のタール色素
■ホルモン
ホルモン
■香料
香料
新しい化粧品にしたらかぶれた・・・というケースは
成分の事前チェックで防げることが多いと思います