ストレスを抱え込むとアトピーが悪化?副交感神経が勝る心の持ち方とは

アトピーを悪化させるもの、原因となるものに心理的ストレスがあります。

アトピー体質の人は少しのきっかけで自律神経のバランスが乱れることも少なくありません。

心理的ストレスは免疫力を低下させて、アレルギー反応を起こしやすくします。

イライラするとカーッと体が痒くなったり、湿疹が出やすくなります。

プレッシャーでかゆみが出る場合もあれば、ほどほどの緊張感があったほうが痒みを忘れるケースも多々あります。

アトピーの方だけでなく一般の方にも当てはまりますが、過労・睡眠不足・かぜなどの病気も肌が悪化する原因です。

ストレスのいいところは「コントロールできる」ことです。

心が楽になる本を読んだり、好きなことをしてみたり、おいしいものを食べてみたり、運動をしてみたりと、いろいろなストレス解消法があります。

気持ちがいい状態というのは、副交感神経が交感神経に勝っている状態です。

ストレスを抱えやすい人には、まじめで几帳面な人がなりやすい傾向があります。ほかには完璧主義の人もなりやすいといわれています。

アトピーにおいても、完璧に治そうとか、人と比べてばかりで落ち込んでいても、それがストレスとなり治るのに逆効果なことだってあるのです。

肌の状態が、前は赤黒くガサガサだったのが最近はカサカサ程度の軽症になったら、この程度ならやっていけると開き直る気持ちを持ちましょう。

そこで、完璧に治すぞと強く思うことはストレスに通じるからです。

アトピーになる人は、一般の人より少し敏感なだけです。
ストレスをどうしようかと考える時間があるなら、楽しめる時間に使ったほうが絶対いいに決まっています。

アトピー性皮膚炎になっている人でも、よい状態を保っている人もたくさんいます。そういう人たちは、アトピーと付き合うぐらいの気持ちで接しているそうです。

■ 心の持ち方・考え方

・なんで自分だけ?と落ち込まない
・制限だらけでイヤと思い込みすぎない
・未来をあきらめない
・よくなった自分をイメージしてケアする
・ものの見方や考え方をかえる
・前よりよくなったことを評価する

アトピーはよくなったり悪くなったりを繰り返す皮膚疾患です。

からだにいいことを続けていれば少しずつ良くなりますし、これはしちゃダメ!などの制限もなくなることもあります。

心の持ち方、考え方を変えれば、アトピーの悪化を防ぐだけでなく、人生も豊かに変えていくと思います。

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