湯舟に浸からないと、体が冷えてつらいのだけど、体が温まると
アトピーがかゆくなって困ります・・・
アトピー性皮膚炎の方で、冷え性の方は多くみえます
なかでも、寝るときに足先が冷え冷えになるため、靴下を履いて寝るとか
お風呂に浸かって温まっても、30分後には体が冷えてしまう『超冷え性』・・・
かといって、長風呂はアトピーにとってよくありません
ほぼ、かゆみが増してしまうことになるでしょうから
ここでは、超冷え性の方におすすめの漢方薬を紹介していきます
朝、起きたところで下痢をするなんてことありませんか?
あと、まっすぐ歩いているのに斜めに歩いているような気がしたり
地震のように、目の前がグラグラ揺れる、しっかり座っていても隣の人に
寄りかかっているような感覚があるなどの体感ないですか?
あるかも・・・と思われたら、一度、仰向けに寝ていただきまして
へその左横1cmくらいの場所を押してみてください
痛みを感じましたか?
フラッとしたりクラッとしたり、へその横が痛かったという方には
真武湯(しんぶとう)という薬が向いています
いや、クラッもフラッもないけど、冷えまくって辛いんです・・・という方は
八味地黄丸(はちみじおうがん)をおすすめします
飲み続けると冷えが改善されるはずですが、効かない場合は
牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)という薬がよいです
八味地黄丸より、冷えとり効果が高い薬となります
これらの薬には、体を強力に温める、附子(ぶし)という生薬が配合されています
附子の効果は、これ以外にも副腎を刺激するという力があります
これら冷え症に効く薬を飲むと、1~2週間で冷えは徐々に無くなっていきます
私たちの体が持つ基礎代謝能力は、食べ物や飲み物を基に、エネルギーを
作り出してくれており体温調節など、私たちが活動するのに必要なことに使います
このエネルギーには、免疫を高め感染から守ることにも使われています
超冷え性の方は、このエネルギーの生産が少ないために熱源が足らず寒いのです
それは、免疫がとても弱い状態といえるのです
漢方を使い、毎日養生することが大切です
顔色が良くなったねって言われたいですよね