アトピーでも化粧したい!
ダメージのない化粧方法はあるの?
自分の肌に合う化粧品が決まったら
あとは皮膚に負担がかからないように化粧します
一般的な化粧の手順は
■1.洗顔・スキンケア
■2.ベースメイク
■3.ファンデーション
■4.チーク
■5.アイメイク、リップ、アイブロウ
ですね
■1の洗顔には純石けんか
界面活性剤不使用の石けんを選びましょう
もずく系の石けんをトライアルしてみてはいかがでしょうか
■2の化粧下地には合成界面活性剤の入っていないオイルを
使いましょう(パッチテストすること)
赤みや湿疹が多少出ている場合は保湿クリーム(親水ワセリン)を
使いましょう
この下地処理は、皮脂膜の代用です
アトピーの皮膚は皮脂膜が薄い状態となっているので
必要な脂分の代わりを塗ってあげることにより
肌に直接の刺激がないようにするのです
■3のファンデーションの代用にフィニッシングパウダーを
使います
ファンデーションに望まれていることは
・毛穴の目立たない肌に仕上げる
・肌をサラリと滑る感触にする
・化粧の乗りをよくする
・なめらかにのびて、ピタッとフィットする
・カバー力があり崩れにくい
・汗をかいても落ちない
などです
ファンデーションが肌にムラなく、ピタッとフィットし
汗をかいても落ちないのはシリコン、合成ポリマーとともに
合成界面活性剤が含まれているからです
特にパウダータイプより、リキッドやクリームタイプに
多く含まれているようです
フィニッシングパウダーには無香料・天然色素のものも多く
メイクの仕上がりを安定させ肌のキメを整える効果があります
毛穴・くすみもしっかりカバーしますし、皮膚の赤みなどを
隠すこともできます
■4のチークもフィニッィングパウダーでOK
■5のアイメイクも皮脂膜の代わりとなる保湿クリームと
フィニッシングパウダーの上に重ね塗りするイメージです
皮膚に直接塗るわけではないので安心です
ただし、目の周りは皮膚が薄いことにはかわりはないので
摩擦刺激はしないように気をつけます
マスカラは洗浄力が強くないと落ちないタイプが多いので
注意しましょう
多少高くはなりますがお湯で落とせるタイプのマスカラを
購入したほうが落とすときに皮膚に負担がかかりません
お湯で落とせるファンデーション、チーク、アイライナーも
ありますのでパッチテストのうえ試すのもアリですね
リップは直接、体の中に取り込まれるものです
食事やお茶を飲むときにも口紅が口から体内に侵入します
一般の口紅は刺激が強いので、まずは唇に白色ワセリンなどの
保湿剤または薬用リップクリームを塗り、その上から
敏感肌用の口紅を塗るのがおすすめです