陰部のアトピーがなかなか治らない原因のひとつに
女性特有である「生理」があります
生理用紙ナプキンは、陰部のアトピーによくありません
生理の後半には、肌が負けてかぶれるようになる方も
多いと思います
赤ちゃんが、おむつかぶれを起こすように、ナプキンなどの
生理用品で皮膚炎やかぶれが起きやすいのです
そんな陰部のアトピーを改善する布ナプキンをご存知ですか?
布ナプなどとも呼ばれていますが、どんなメリットや
デメリットがあるのでしょうか?
紙製のナプキンが当たり前と思われている方も多いと
思いますが、皮膚が敏感なアトピー肌には衣類と同様に
綿100%の布ナプキンのほうが肌にやさしいわけなんです
紙製のナプキンのいいところは、吸収性が高く逆戻りせず
使い捨てできる点ではないでしょうか?
でも、紙でできているため、敏感なアトピー肌の方には
ゴワゴワして擦れて刺激となってしまいがち・・・
紙のナプキンを使用中、ひんやりすることないですか?
紙ナプキンに使われる吸収体は、経血(けいけつ)吸収後
冷えてしまう欠点があります
アトピー肌の女性は、冷え性の方が多いですよね?
冷えの原因にもなっている紙ナプキンですが、ほかにも
知らないだけで、実はこんな欠点があります
それは、あのニオイ・・・
生臭い血の臭いですが、実はあの臭いは経血からではなく
紙ナプキンに使われる吸収剤と経血が混ざることによって
発生しているって知ってましたか?
■布ナプキンに換えてわかるメリット
・肌触りがいい
・暖かい
・通気性がいい
・経血の匂いがしなくなった
・摩擦が少ない
・生理痛が軽減される
など・・・
■デメリットとしては
・予備洗い、本洗いなど、洗濯が面倒
・(洗濯後)乾くのに時間がかかる
・取り替えした時のために、お持ち帰り用の袋が必要
(使い捨てではない為。慣れるまでは気分が悪いかも)
・布なのでモレが起こることもある(商品によりけり)
・ドラッグストアで売っていない
などが挙げられます
使い始めて直ぐに、臭いの違いに気付く方も多いでしょう
蒸れやカブレ、生理痛も軽減される方が多いのも美点です
市販の紙ナプキンと布ナプキンの併用もおすすめです
生理が始まったあたりの多い日は紙ナプキンで使い捨て
少なくなったら布ナプキンに換えてみる、というのも
いいんじゃないかなと思います
家にいるときは布ナプ、外出時は紙ナプと併用するのも
ストレスにならずにいいですよ