顔が乾燥し皮膚がポロポロ落ちる| アトピーの落屑にはセラミドで保湿を

顔だけがやたら乾燥し、一向に良くならない・・・

顔は粉を吹いたような荒れ方になってきた…
保湿が必要かと思い、ローションパックをしても
朝には顔がカサカサになってしまっている

何もしないでおくと、頭皮のフケのようなものが顔から
ポロポロと剥がれ落ちてきて、人前に出るのも億劫になります…

家族にアトピー肌の方がいても、自分は子供のころから
症状は出ていないから、アトピーじゃなくて、強い乾燥肌だと思っていた・・・

そんなふうに考えてしまいますよね

女性の方に多い、成人になってからのアトピーは
顔や首に症状が現れやすいのが特徴です

皮膚のきめが粗く、かさつきがちになり、フケのようなものが
落ちることがあります

この症状を落屑といいます

顔が乾燥してガサガサで粉を吹きまくるような感じになります
顔を洗っても、乾いてしまうと粉を吹いてしまうぐらいですから
しっかりした保湿が必要なんです

落屑の肌には、何が足りなくて、どうしたら回復に向かうのでしょうか?

これは、皮膚の内部の水分と、皮膚の表面の脂分が足らない状態です
アトピー肌は体質的には敏感肌となります

外部の刺激から皮膚を保護するバリア機能が低くなっているため
このようなトラブルが起きるのです

バリア機能を持つのは角質層といわれる部分です
その角質細胞どうしをつなぎ合わせる役目を持つのが
角質細胞間皮質といわれるリン脂質です

角質細胞間脂質のうち、半分程度を占めているのが
ご存じかと思いますが、セラミドという脂質です

セラミドは潤いを封じ込める保湿成分であり
外部からの異物侵入からも守ってくれるのですが
アトピー肌の人はセラミドの量が少ないと言われています

落屑が起きる皮膚の状態は、カサカサして表面が固く
剥がれ落ちるほど荒れた状態なので、水分の蒸発もしやすいわけです

水分を保持できるセラミドの補給と皮脂膜の代わりとなる
脂分を補ってあげると、徐々に回復していきます

脂分の代わりには、人の皮脂に最も近いといわれるホホバオイルや
スクワランなどがおすすめですね

家族にアトピーの方がみえると、ステロイドの副作用についても
聞かされていたりするケースもあり、必要以上に敬遠する方も
多いです

アトピーの症状が軽い状態であれば、薬に頼らずセラミドを
補いながら保湿すれば、バリア機能を復活することができ
皮膚は良い状態を保つことができるのです

湿疹や炎症がひどくなりそうな時は、皮膚科に相談し適切な
塗り薬を処方してもらい、正しい塗り方と決められた塗布量を
守ることが大切です

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