アトピーに使える日焼け止めの選び方|赤黒い肌を作らない2つのポイント

紫外線対策は夏からでは遅すぎます

陽射しがきつくなりはじめる5月。暦のうえでは初夏です

この頃から紫外線の照射量も増えてきますので
女性の方や肌の弱い方は、日焼け対策を考え始めてください

長時間の紫外線を浴びた場合、しみやしわの原因になります
皮膚がんにもなりやすいといわれているので、紫外線は
浴びすぎないほうがよいのです

アトピーのところを日焼けしたらどうなるのでしょうか?

紫外線を受けると肌は急激に乾燥し炎症を起こしやすくなります
アトピー性皮膚炎の人は強い紫外線に当たると
湿疹・炎症の状態がひどくなる例が多いので予防が必要です

もし日焼けしたらアトピー肌の日焼けは黒くなる?赤くなる?
強い紫外線を浴びると日焼けして皮膚がヒリヒリし赤くなります

黒くなる人もいますが、その差はそれぞれの肌のメラニン色素の
量の違いといわれています

メラニン色素とは、紫外線を浴びると作られる皮膚の防御機能

メラニン色素がある程度ある人は、あまり赤くならずに黒く
メラニン色素が生まれつき少ない人は、赤く痒くなります

通常、新陳代謝により剥がれ落ちてキレイな肌に戻るのですが
肌の新陳代謝が弱くなっていると、肌の表面にメラニン色素が残り
シミになります

アトピーの肌の場合、皮膚の炎症が赤いので茶褐色のメラミンの色と
混ざり赤黒くなります

「じゃあ、綿製の長袖を着るのが一番ですね」となるわけですが
湿疹がよい状態なら半袖だって着たいですよね

アトピーに塗ってもOKな日焼け止めだって、あるのです!

日焼け止めの成分で気をつけたいこととは・・・
日やけ止めに配合される成分である紫外線防御剤は
「紫外線散乱剤 」と「紫外線吸収剤」の2つに分けられます

日焼け止めにはチタンなどの金属成分と紫外線吸収剤を含んだものが多く
紫外線吸収剤を含んだ物のほうが防止効果が高いといわれていました

紫外線吸収剤は皮膚に刺激が強くあり、敏感な皮膚の人には不向きです
日焼け止めは紫外線吸収剤を含まないものを選びましょう!

代表的な紫外線吸収剤には「オキシベンゾン」「メトキシケイヒ酸オクチル」
「t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン」などがあります

あと、忘れてはいけないのは、皮膚のバリア機能を壊す
「界面活性剤」が配合されていないタイプの日焼け止めを選ぶことです

■アトピーに使える日焼け止めの選び方
・紫外線吸収剤を含まない
・紫外線防止効果が高い
・低刺激性であること
・界面活性剤不使用であること

★2つの重要ポイント
紫外線吸収剤不使用、界面活性剤不使用のものを選びましょう

ちょっとした外出、庭やベランダに出るときにも帽子や長袖を
着用して腕・顔・首などの日焼けしやすい場所を守りましょう

強い日差しに当って皮膚が火照ったりヒリヒリする場合は
冷たいタオルなどで冷やして肌を休めるのも効果的です

日焼け止めを塗りたくない方には特におすすめです

日焼けを恐れてやりたいことを我慢するのもよくありません
ストレスはアトピーの大敵です
汗ばんだらシャワーを浴びて保湿!おおいに遊びましょう

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