アトピー肌でも混合肌の方は、顔だけでなく頭皮からの
皮脂も多くなりがちです
かといって、毎朝シャンプーするなど、洗いすぎは禁物です
耳の後ろの皮膚がめくれてきたりしていないでしょうか?
お湯だけを使って洗髪する湯シャンが敏感肌やアトピー肌に
効果的ですが、脂の多い頭皮にはどうなのでしょうか?
脂でギトギトしてる感じがするのは、洗いすぎによる乾燥が
原因なのだから、がんばってやってみた・・・
とはいうものの、ニオイや痒み、べたついて髪がペタンコに
なってしまい、すっきりしないのが困り物ですよね?
皮膚にいいのは分かるけど、これでは続けられない~!
いったい、どうすればいいのでしょうか
一気にシャンプーをやめて、湯シャンにするのは脂っぽい
頭皮には無理と感じている方も多いのではないでしょうか?
湯シャンにいきなり変更すると、多くの方がつまずきます
今回は、無理なく脱シャンプーするという話です
湯シャンを始めてすぐは、ベタつきや痒みが気になります
それは、皮脂を出す皮脂腺が肥大し、過剰な皮脂を出して
しまっているからなのです
最初は、抵抗あると思うけど、続けてごらんよ!と
言われる方が多いですが、いやですよね・・・
さっっぱりしないのは、とても辛いことです
確かに、3週間ほど続ければ皮脂の分泌量が減っていき
べたついていたり、痒かったのも収まってきます
でも、どうしても私には無理です~と言う方は
純石鹸を使ったシャンプーをおすすめします
純石鹸は自然界で作られた、天然の界面活性剤です
皮脂は落としますが、合成界面活性剤のように落としすぎる
ことはありませんので皮膚にとっても安全です
言い換えると、皮膚にまったく影響がないわけではないけど
影響度はかなり軽い・・・という感じです
純せっけんで洗うと、きしみが気になる方もいますが
クエン酸でリンスすれば指通りも気にするほど悪くありません
せっかく純せっけんで洗っても、そのあとに一般のリンスを
使うのはやめましょう
リンスにも大量の合成界面活性剤が含まれています
シャンプーより多く入っており、リンスを使ったら台無しに
なってしまいますよ
脱シャンプー、脱リンスに挑戦するけど、無理したくないと
いう方の純せっけんをプラスした、移行ステップを紹介します
■無理なく湯シャンに切り替えていくやり方
1.合成シャンプーを中止し、純石けんに変える
2.まずは週末だけ、湯シャンにする
3.慣れたら、湯シャン⇔純せっけんを1日おきにする
4.慣れたら、毎日、湯シャンだけにする
このステップなら、慣らし期間を人に会わない週末などに
行なえるため、不安なく取り組めるはずです
慣れたら、次の段階に進めていけばいいんです
肌質の違いなどの個人差も、当然ありますからね
家族がいれば、ニオイがしたら正直に教えてねと
頼んでおくのもよい作戦です
湯シャンだけの日に慣れたら、週末は「洗わない日」を
設けてやっても、皮脂膜の弱ったアトピー肌には
やさしい回復日となるのではないでしょうか