アトピー肌は油分が不足気味|皮脂を落とさないお風呂の入り方と回数

アトピー肌の方で、自分の肌は皮脂が出ていないと
感じている方は多いと思います

皮膚が潤いを保ってくれているのは、皮膚表面の
角質細胞同士の隙間がセラミドなどで埋まり
その表面を皮脂膜が覆っているからです

アトピー肌は、この皮脂が少ないと言われています
それは、菌に弱い状態であることや、皮膚の水分を
蒸発させやすい状態であることを意味します

皮脂膜の成分は何でしょうか?

皮脂膜は、垢、汗腺(エクリン汗腺)から分泌された汗と
皮脂腺から分泌された皮脂が混ざってできた薄い膜の
ことです

皮脂膜の働きは3つあります

1.皮膚に潤いを与える

セラミドなどの保湿因子をカバーすることにより
うるおいや、滑らかさを与えています

2.水分の蒸発を防ぐ

皮脂は油分を含んでいます
そのため、皮膚内部の水分を、蒸発による乾燥から
守ります

3.外部の刺激から守る

埃、汚れ、菌などの刺激から皮膚を守ります
健康な肌に水をかけて弾くのは、皮脂膜が働いている
証拠です

カサカサで白っぽい状態の手足に、水をかけると
水が吸い込むまれ色が変わるような感じになりますよね
こうなってしまうのは皮脂膜が荒れた状態なのです

皮脂膜を落とさない方法で効果的だと口コミが多いのが
お風呂の回数を減らすことです

お風呂でゴシゴシ体を洗うと、日中、汗を出して蓄えた
皮脂膜が溶け出します

そうすると、皮膚が乾燥しやすくなってしまいます

乾燥しやすい肌質の方で、清潔志向が強い方は要注意です
アトピー肌の方は、無理に毎日お風呂に入る必要は
ないのです

次回は皮脂を効果的に出す方法についてです

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