衣類に付いたワセリンで洗濯機がこわれる?油の酸化が招く自然発火に注意

夜、乾燥した顔や首に、ワセリンを塗って保湿している
アトピー肌の方はたくさんみえると思います

塗った夜は、けっこうベトベトしていますが、朝になったら
ワセリンのベタベタは、なくなっていますよ!という方は
布団やパジャマ、枕などでこすれて取れていることが多いです

掛け布団やパジャマの襟元、袖、枕カバーなどの寝具に
ワセリンが付いてベタっとしていませんか?

そして、そのまま洗濯機に放り込んで洗っていると
ほかの洗濯物も油の洗礼を受けることになってしまいます

洗濯機の寿命も短くなりやすいので要注意ですよ

洗濯機が、半年に一度のペースで、壊れてしまって困る・・・
なんて経験をした方もみえるんじゃないですか?

家族の誰かがアトピー持ちで、洗濯物の面倒をみている方も
いるでしょう

それが、ダンナさんであれば、少々・・・というか
大いにストレスになっているのではありませんか?

夜のお風呂やシャワーの後に、保湿のために全身にワセリンを
塗っていて、油分がTシャツなどにベッタリ付いているのです

アトピー肌で苦しんでいるのは、当人が1番なので、大変だなと
思うけど、洗濯する身にもなってほしいと、正直思いますよね

洗濯機の、温水洗いや、漬け置きモードを使って洗っても
洗濯物の繊維に、ワセリンの油分が残っているのを発見して
「ゲッ!」と思った方もきっといるでしょう

乾燥モードで乾かすと、なんか洗濯物すべてが油臭く感じてしまい
不快になることもありますよね

衣類だけでなく、洗濯機にとっても、粘度の高い白色ワセリンは
洗濯槽の回転部品や排水弁などに付着して老朽化が早くなります

おそらく、洗濯槽の裏側も油分でべったりしていることでしょう
私の体験談ですが、以前、石油給湯器の製造ラインに勤めていた
ことがあります

灯油を燃やすバーナー部分の組み立てラインでは、はめた軍手に
灯油がしみ込みます

私自身はその作業に従事していませんでしたが、毎日、そんな
軍手の洗い物が買い物カゴいっぱい出ます

洗濯機で洗ってから、別のドラム式の乾燥機で乾燥させていました
やはり洗濯機の槽内は油の膜が槽表面についた感じになります
乾燥機はどうだったでしょうか?

槽の中は、カラっとしていたと記憶しますが、 油臭さが残ってました
合成洗剤をたっぷり使っていたので、翌日の軍手を使うと手が荒れたり
臭いが手に移るなどで、なるべく新しい軍手を使いたいと思ってました

軍手の内側にもう一つ薄手の手袋をはめたりするなどの工夫をして
耐えたこともあります

そして、その乾燥機も、半年に1回は壊れていました
ドラムを回転させるベルトなどの部品が油で悪くなるのだそうです

乾燥機や洗濯乾燥機も、油の付着した衣類を入れて回すと
衣類に残った油が酸化して発熱します


その状態に乾燥機の熱が加わり、乾燥機が止まっていても
自然発火する可能性があるため注意が必要なのです

ワセリンの付いた衣類専用の、安~い洗濯機をもう1台
持つのが良い解決策かもしれません

風乾燥モードがついているぐらいは、あると助かりますが・・・
置き場スペースがないから、そんなのは非現実的だよ・・・
と言われるかもしれませんが、手間ひまを考えると
絶対楽だと思うのです

洗濯物を分ける・・・という行為は、人によっては傷つくこと
かもしれません。お父さんの洗濯物を分けて洗う習慣のある方は
抵抗が無いかもしれませんが・・・

少しでも、衣類への付着をなくすためにワセリンは薄く塗り
余分な油分をやわらかいテッシュや手ぬぐい等で拭き取ってから
寝るようにしてみたら、ずいぶん付着量は減るかと思います

次回は、ワセリンの付いた衣類の洗濯方法について紹介します

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