子供の頃はアトピーじゃなかったたのに、大人になってから後天的になるものなのでしょうか?
花粉症やアレルギー性鼻炎はなったことがあるのだけど・・・
大人のアトピーは特に首から上に出やすいといわれています。
特に、女性の場合は顔から出ることが多いようです。
顔にできたり首にできたあと、頭皮に広がることもあります。
湿疹やかゆみ、赤みが体の左右対象に現れたらアトピーになった可能性があります。
そのサインを発見してしまったら、皮膚科で診てもらいましょう。
でも、今まで皮膚科とは縁がなかったのに、いきなり病院に行くのには抵抗がある方もみえるかと思います。
かといって、素人が自分で調べて誤ったケアを始めてしまい、取り返しがつかなくなってしまう前に、やはり信頼できる医者を探し早めに診てもらうことが大切です。
万が一の誤診を招くことを防いだり、医師からの説明を納得できるように、自分の今の状態をまとめておくことをおすすめします。
アトピー性皮膚炎かどうかは、全身の皮膚の観察と問診により判別します
他の皮膚病と間違えられることがありますが、経験の多い皮膚科医なら、全身の皮膚の症状を観察し、これまでの患者さんの様子を問診すると、それだけでアトピー性皮膚炎かどうかの判断がつきます。
診断の手がかりに役立つ情報としては、だいたい次のような項目です。
いきなり質問されてもスラスラ答えにくいですから、前もってメモを取っておくか、要点を整理しておくとスムーズに答えられるでしょう。
病院に行く前に、まとめておくと良い項目をあげてみました
■初めて気づいたのはいつ頃で、どんな症状がどこに出たか?
■現在気になる症状、かゆみの有無とその程度
■どんな時に悪くなるか?(温度、季節等)
■どんなことをした時に症状が出たか、あるいは心当たりが
ないのに出たか
お使いの化粧品が原因かと疑わしい場合は、その化粧品の成分表も見てもらうと良いかと思います。
■これまでにかかった病気や気になる症状、気管支喘息、花粉症、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹など
■家族歴(父母、兄弟姉妹、祖父母、叔父、叔母、いとこ)について、血縁にアレルギー性の病気の人がいるかどうかを分かる範囲でメモします。
アレルギー性の病気とは、気管支喘息、花粉症、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎などです。
■別の医師にかかったことがある場合は、その時の診断治療の期間、薬の名前などを伝えます。
こうしてまとめておくだけで、病状を正確に伝えられることによる安心感が生まれると思いませんか?
自分の判断をまとめるのではなく事実をまとめておくことが大切です。
「私は○○アレルギーになったみたいで・・・」などと思い込みを伝えることは医師に間違った情報を伝えかねません。
判断は専門医にまかせましょう。
後は、処方される薬について疑問がある場合は、よく聞いておきましょう。