中国の大気汚染でアトピーが悪化?|N95でpm2.5を肺に通さない

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中国の大気汚染で深刻化しているのがpm2.5です

原因は車の排気ガス、家庭用石炭暖房の増加
工場からの汚染物質の排出、天候条件などにより
スモッグが発生しているようです

経済発展が著しく、人口世界一だけにブレーキが
効かない状態なのでしょう
悪化状況は今後ますますひどくなっていくと懸念します

この人体に有害と言われているpm2.5ですが
アトピーへの影響はどうなんでしょうか?

呼吸をして肺に入り込むと、血液中に取り込まれた悪性物質により
アトピーなどの要因にもなります

気になるのは、粒子がとても小さいことです
名前の通り、直径が2.5マイクロメートル以下の
超微粒子物質なのです

ミリメートルに直すと、0.0025mmです
スギ花粉の直径が20マイクロメートル
ミリメートルに直すと、0.0200mmです

0.0025mm(pm2.5)
0.0200mm(スギ花粉)

pm2.5はスギ花粉の「約10分の1の大きさ」
ということになります

花粉でさえアトピーの肌に影響するわけですから
大きさがスギ花粉の10分の1のpm2.5ですと
なんらか影響しそうな気がします

アトピーの皮膚は角質層のセラミド不足や皮脂膜の乾燥により
花粉のようなアレルゲンから守るバリア機能が弱いので
ビニール製の長袖コートなどで肌を守ってあげましょう

pm2.5は大気汚染物質なのでディーゼル車の排気微粒子のように
アレルギー反応が発症するとも考えられます

体の中に入れないことがアトピー対策として重要です

アレルゲンとは花粉のように一般的には無害なものに対する
過剰な反応をいうわけですが、pm2.5は有害物質ですから
すべての人に害があると考えないといけませんね

pm2.5を吸わないようにマスクで対策が必要なわけですが
マスクも普通のマスクでは素通りしてしまいます

0.06~2.5マイクロメートルの微小粒子を捕集できる
「N95」タイプという高性能マスクが効果的です

数字の95は「0.3マイクロメートル以上の空気中の
微粒子を95%以上カットできる」ことを意味しています

花粉対策で使うサージカルマスクでは素通りするので
気をつけないといけません

N95でも顔との間に隙間を作っては効果が減るので
しっかり密着させないといけません

正直、サージカルマスクより息苦しいのですが
それゆえに効果があると思って我慢するしかありませんね

20枚入り使い捨てタイプで2,000円強で手に入ります
さらに高機能なN99マスクもあります
N95が95%、N99が99%除去という効果があります

本格派なので排気弁がついてます。排気するときのみ弁が開き
呼吸を楽にしつつ高いフィルター効果があるモノです

pm2.5のアトピーへの影響や対策については
今後も正しい情報がわかり次第、追記していこうと思います

【pm2.5】概要
●pm2.5とは、車の排ガスなどを原因として大気中に浮遊する
粒子状物質(SPM)のうち粒径2.5μm以下の微小粒子状物質のことを指します
●pm2.5と花粉が反応して、収縮を繰り返すことにより
pm1.0(1.0μm以下)というさらに細かい粒子に変化します
●吸い込むと肺の奥や血管の中にまで入り込み
肺がんや喘息などの呼吸器疾患を引き起こす有害物質です
【pm2.5対策マスクについて】
●N95規格とは
米国労働安全衛生研究所(NIOSH)N95規格
空力学的質量径0.1~0.3μm(数量中位径としては0.075μm)の
微粒子を95%以上濾過できる性能を有すること
Nシリーズは油分を含まない防塵対策用となります
※N99規格は、0.1~0.3μmの微粒子を
99%以上濾過できる性能

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