アトピーにアレグラが効かない時の対処|市販の抗アレルギー薬の実力は?

アトピー性皮膚炎の痒みを抑えるのに、皮膚科で処方された
アレグラという抗アレルギー薬が効果的という方は多いです

アレグラとは、どんな薬なのでしょうか?

アレグラは、眠くなるなどの副作用の心配がないといわれる
第二世代の抗ヒスタミン系の薬です

フェキソフェナジン塩酸塩が主成分です
薬局でもアレグラは「アレグラFX」という薬で入手可能です

医療用医薬品のアレグラ錠60ミリグラムのスイッチOTC薬です
有効成分も同じ量使用しています

分類としては、第一類医薬品なので、薬剤師が常駐する
薬局なら購入可能です

病院で処方されるものと、ほぼ同等なため、病院になかなか
行けない方にとっては助かりますね

スイッチOTC薬とは、医療用医薬品として用いられていた
有効成分を、一般用医薬品として使用できるように
スイッチした(切り替えた)ものです

なぜ、抗アレルギー薬が、アトピー素因のある人に効果が
あるのでしょうか?

アレグラFXは、炎症やかゆみを抑える抗ヒスタミン作用を持つ
抗アレルギー薬だからです

薬を飲むと、かゆみ止めが効き始め、その後アレルギー反応を
抑える働きにより、炎症を起きにくくするのです

効き目が長いかゆみ止めで、眠気を起こさないため
仕事を持つ人にも使いやすい薬といえます

一定期間飲み続ければ、そのうちにだんだんと、ひどい炎症や
かゆみが起こりにくくなってきます

夜中に掻いてしまうことを軽減できるだけでも、アトピー肌の
改善にかなり効果的なのです

しかし、アレグラを飲んだけど、かゆみに効かないという方や
長期間飲んでもアトピーが良くならなかったという人もいます

抗アレルギー薬は、薬によってアレルギー反応を抑える
ターゲットが異なるので、人によっては効く場合と
効かない場合があるのです

2~3ヶ月試してみて変化がなければ、違う薬を試すことも必要です
アトピー性皮膚炎の治療は、外用薬が主流で抗アレルギー薬は
あくまで補助的な役割なのです

夜、寝ている間に痒い湿疹を掻きこわして悪化させやすいアトピー
就寝前であれば、すぐ効いて眠くなる第一世代の抗ヒスタミン薬を
使うなど、飲み薬の使い分けをすると良いかと思います

スポンサーリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサードリンク