脱ステロイドを成功させるコツ|リバウンドを乗り切る2つのポイント

脱ステロイドは、どのように進めるとよいのでしょうか?

脱ステロイドを成功させるには

017.gif1.ステロイド依存症の治療
017.gif2.アレルギー治療
これらをしっかりと行っていくことが大切です

1.ステロイド依存症の治療について

ステロイド依存症の治療を行うというのは
ステロイド外用剤を使用するのをやめることですが
一番つらい症状である『リバウンド』が必ずおきます

これを、どう乗り切るかが脱ステロイドを成功させるコツと
いえると思います

体質やステロイド利用年数など、人それぞれでステロイドを
完全に止めれるようにするまでには必要な時間が違います

ステロイド剤をいきなり止めるのは危険です

全身が真っ赤に腫れ上がる、体液がしみ出すなどの
症状が出ます

この苦しい時期がいつまでも続くわけではありません

悪化のピークを乗り切るまでには1~2ヶ月かかると
いわれています

人によっては、それが数年かかってゆっくり治っていく
場合もあります

本来ならば入院して人目に触れないところで
専門医に相談しながら治療したいところですが
それができる環境の人ばかりではありません

仕事や家庭生活をしながら行っていくから大変なのです
体を休ませ、薬を使い上手にコントロールしていきましょう

徐々にやめていくには医師との相談がかかせません

ワンランクダウンの効き目の薬を処方してもらう
塗る回数を減らしていくなどの判断が必要です

ステロイド剤に替わる消炎剤で痒みをしのぐことも
我慢できないときには必要かと思います

非ステロイド系の消炎効果の高いクリームもあります

体質改善を前提に漢方薬で痒みを抑え脱ステできたと
いう人もみえます

今まで人工的なステロイドを塗っていたわけですが
ステロイド外用剤を急にやめると、もともと体内の副腎というところで
自然に作られるはずの副腎皮質ホルモンがすぐには作られず
炎症だけでなく副腎不全の症状も出てしまうのです

ですので、ステロイドを段階的にやめていくのと合わせて
副腎強化のための『副腎のリハビリ』が必要です

自然治癒能力を信じて、体が自然に副腎皮質ホルモンを作るように
なるまで待ちたいところですが副作用がつらいため漢方薬などを
併用して強化していくと良いと思います

あと、気持ちがそこばかりに集中していることが良くありません

いかに『気を紛らわせる』ことができるか?が案外大切なんです

脱ステを成功した人は、趣味ややりたい事をしながら
なるべく『辛い気持ちに焦点を合わせない』ことに長けています

なにも趣味がないし、やりたいことも無いというかたでも
お風呂でゆったりする、音楽を聴くなどリラックスできることなら
何でもOKです。自分の体を養生させるつもりでよいのです

気持ちいい刺激で副交感神経を刺激するとアセチルコリンが分泌され
リンパ球が増え顆粒球が減少し炎症が起こりにくくなるのです

勉強や仕事のしすぎ、ゲームやパソコンによる夜更かしを
していませんか?

好きなことといっても、やりすぎはいけません
ゲームは逆に興奮してしまい実はリラックスしている状態ではありません

毎日の暮らしの中でできる簡単なマッサージもありますよ

ひとつは『爪揉み』です。体力も場所も時間もわずかにあれば大丈夫
さっそくやってみてはどうでしょう?布団で横になったときにでもOK
1日最低1回、何回でもよいです

爪もみのやり方を紹介します

爪の根元を両側から少し痛いくらいの強さで指圧するだけです
私は指の根元から揉みながら指先の爪にまで移動して指圧します
そのほうが、より気持ちいいからです

注意点としては、薬指(第4指、足も手も)は交感神経のツボなので
刺激しないこと
(やっても興奮するような違いは感じませんが・・・)

電子針も手軽に購入できるようになりました

百絵(鼻と耳の線が交わる頭頂部)を刺激すると効果ありです
こちらも1日最低1回、何回やってもよいです

生活リズムを見直して、真のリラックスタイムを作っていきましょう

2.アレルギー治療について

アレルギー治療というのは食事療法が一般的です
自分が何に対してアレルギーがあるか調べるわけです
アレルギー検査を行う必要があります

家の中のカビなどのアレルゲン対策もしなければいけません

「しなければならない」という発想もストレスにつながります
あまり深刻になりすぎない気持ちの持ちようが脱ステを乗り切る
最大のコツだと思います

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