湿疹の状態の見極め方。
悪化か治りのサインかを見分ける。
リバウンドの対処をしているうちに湿疹は形が変わっていくため、 良くなっているのか、悪くなっているのか戸惑うことになります。
本当は良くなっているのに、知らないと喜ぶこともできませんし、焦ってしまい、してはいけないことをしてしまうかもしれません。
そのためには湿疹の状態の見分け方を知っておく必要があります。
例えば、湿疹の範囲が広がる場合もよい場合と悪い場合があるので、単純に見分けることができないんですよね。
それでは、湿疹の範囲が広がった場合においての「悪いケース」を説明します。
赤みがまったく取れないまま広がっていき、さらに赤みが増して広がるケース・・・。
これは悪化のサインです。見逃してはいけませんよ!
原因は塗り薬かぶれであることが多いです。
たとえ非ステロイドの薬でも、保湿剤であるワセリン系の塗り薬でも、 かぶれてしまうことはあるのです。
塗れば塗るほど悪くなるから注意してくださいね。
ワセリンは石油からできているから?そうかもしれません。
要は、あなたに合わないのですね。
合わなければ、その薬を中止すると治ると思います。
別の保湿剤に切り替えるなど検討が必要です。
もうひとつ考えられるのがリバウンドの悪化です。
リバウンドの悪化は交感神経の緊張が原因であることが多いです。
つまり、リラックスしていない状態、興奮した状態です。
最近の生活を見直すことがファーストケアといえます。
何か心当たりがあるならば、その行為をしないようにしましょう。
それでおさまれば、そのことがストレスの原因だといえます。
自分が原因でないストレスだとコントロールが難しいので対処は大変です。
立ち向かうのか、距離をおき逃げるか・・・別のことを考え気にしないようにするか。
考えてるときがストレスにつながりますので、そういう時は感動できる映画を観たり、本を読む、ペットと遊ぶなど方法はいくらでもありますよ。
次に、湿疹の回復過程にはどういった変化があるでしょうか?
湿疹の盛り上がりが減って柔らかくなると赤みがなくなってきます。
ただし、周りには広がっていきます。その後は、さらに広がり赤みが減っていき、中央が白くなってくる感じになります。
そして、広がりが止まってきた時には、赤みもずいぶん薄くなってきていると思います。赤みはだんだん薄らぎ、減っていきます。
この症状はよいサインです。治る兆候です。
ふつう、赤みの面積が広がると悪化していると思うのが当たり前だと思うのですが、実はこれが治ってきた証なのです。
湿疹の状態で「良くなってる状態」を見分けるポイントは?
・湿疹が広がっても赤みが減っていること。
・柔らかくなっていること。
これら2点を満たしていることが重要ポイントです。