皮膚に強い痒みと、赤みが盛り上がるのが蕁麻疹の特徴です
最初は蚊に刺されたのかと間違えてしまう小さな赤い点が
そのうち、いくつも出てきて、むくんで発疹どうしがくっつき
全体が腫れてくるのが蕁麻疹の経過です
急性ですと、突然に出た発疹は、数時間で消えます
慢性の場合は、軽い赤みと盛り上がりが、現れては消える症状が
長期に渡り繰り返します
毎日、新しいブツブツができることもあるので不安ですよね
皮膚を掻いてボロボロにしたりするのを繰り返すことにより
悪化もしやすいので、早めに皮膚科に行くのが肝心です
蕁麻疹になる原因について調べると、様々なことがきっかけで
起きていることや、原因が特定しづらい皮膚病であることも
分かってきます
ある特定の食べ物でアレルギーが出る人も、火を通せば
蕁麻疹が出ないこともあります
蕁麻疹の主な原因について紹介します
■食べ物
卵、乳製品、魚、小麦粉、そばなど
ただし、火を通せば大丈夫な場合もあります
■温度差
寒い外から、暖房がガンガン効いた室内に入ったとき
冷えた体を急に温める場合などの温度差が生じたとき
蕁麻疹は出やすくなります
■体調不良
風邪気味などの、体調がよくない時に出やすくなります
■睡眠不足
疲れがたまることにもつながる睡眠不足で、蕁麻疹が
出ることがあります
■ストレス
ストレスで、体の免疫力が下がると、蕁麻疹が出やすく
なります
■刺激
皮膚を掻いた刺激で、蕁麻疹が発生することも…
ブラジャーのアンダーバストのワイヤーや、スマホの
シリコンカバーでかぶれるケースもあります
■環境
紫外線、ホコリ、ダニなど
■その他
飲んでいる薬や風邪など
蕁麻疹を予防するには、原因のものを避けることが大切です
ただ、原因を特定するのは難しいこともあります
複数の要因が重なることも多いからです
蕁麻疹を繰り返す人は、じんましんが出た時の体調や
食べたものやストレスの状況をメモしましょう
原因を判別することに役立つと思います
記録していくうちに、共通した原因が見つかれば、それを
避けるようにすると良いでしょう
症状が出てしまった時の応急処置は、掻かずに冷やすことです
掻くと余計に悪化してしまうので注意しましょう
今すぐ痒みを抑えたい時の応急手当ては、アトピー性皮膚炎と
共通ですね
市販薬を持っているなら付けてみて、腫れが引かないなら
早めに皮膚科に行くようにしましょう