肌を痛めないアトピーのひげそり方法|傷口から炎症を悪化させないために

女性で口ひげが濃くて悩んでいる方はわりといるようです。

女性の場合は出産を機にホルモンバランスが崩れ、男性のように太い毛が生えてくることもあるようです。

髭に限らず無駄毛は剥き続ける事でだんだんと薄くなり結果的には生えなくなります。
毛抜きで抜くと跡が残り色素沈着になることがあります。

男性、女性問わず、アトピー肌のヒゲ剃りには繊細な注意が必要です。
「ヒゲ剃りするときの注意」をまとめてみました。

【男性の場合】

男性のアトピー悪化の原因のひとつにもなるヒゲ剃り。
その原因は、カミソリや電気シェーバーを使うことにより、皮膚表面の皮脂膜を根こそぎ剥がしてしまうからです。

ヒゲの部分に湿疹や炎症が残っている場合は、さらに危険です。

ヒゲ剃りは皮膚が傷つくこともあるので、その傷口からシェービングフォームやアフターシェービングローションなどに含まれる合成界面活性剤が浸透し、炎症が悪化します。

傷のある皮膚からの薬品浸透率は、通常の皮膚の100倍程度高いため、要注意なのです。
基本的にヒゲは剃らないほうがいいのですが、そういうわけにもいかないので、まずはシェービングフォームやアフターシェービングローションの使用はやめるようにしましょう。

保湿剤、ローションを剃る部分に塗ってから剃るようにすれば負担はずいぶん減るはずです。
おすすめ手順はこんな感じです。

1.保湿剤をヒゲ剃り部分に塗る
2.蒸しタオルで蒸らす
(皮膚をやわらかくする・毛穴が開く・ヒゲもやわらかくなる)
3.電気シェーバーで皮膚に当たらないイメージでチョンチョンと丁寧に剃っていく
 (縦横に擦りながら剃らないこと!)
4.もし、ヒリヒリしているようだったら冷水につけたタオルを当てて鎮める
5.剃ったあとは、もう一度保湿剤を塗る
6.電気シェーバー使用後は、刃の部分を消毒用のアルコールを含ませたティッシュなどで
拭いておきます。消毒せずに保管しておくと、次回のヒゲ剃り時に細菌感染を起こすことが
あるからです。洗えるシェーバーの場合は、軽く水分を拭き取り同様に消毒しておきましょう

【女性の場合】

女性の場合、顔剃りは避けましょう。ヒゲ剃りも、おすすめはできませんが、ヒゲの量、硬さともに男性のようにゴツくないですから、男性の手順を参考に、同じ内容を軽い感じに行えばよいと思います。

注意してほしいところは、徹底的に剃ろうと思わないことです。
男性と違い、女性の場合はヒゲが生えているのは当たり前ではありませんから、ムダ毛ゼロにしたくて、ついつい力んでしまいがちです。

アトピーの人の皮膚は角質層の表面に小さな凸凹があったり、ポロポロむけるため力んで剃ると飛び出した部分を削ってしまい炎症がひどくなる可能性があります。
そこそこで納得し、そっとしておくようにしましょう。

また、エステでの脱毛もおすすめできません。

肌が弱い人向けの機器を選択できるエステもあるようです。
毛穴が痛い程度で、肌へのダメージはないという口コミもあるので迷うと思います。

確かにカミソリ後の炎症よりかはマシかもしれません。
でも、エステで施術してくれる人・・・医者じゃないですよ。

そこが、やはり心配です。
どうしてもであれば、皮膚科や美容外科など医者によるレーザー脱毛にしましょう。
それでも、施術後の赤みはしばらく残るようです。

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