アトピー肌に角質培養はできるの?ボロボロの皮膚を擦ってはいけない理由

顔のアトピー肌への刺激はとことん減らしたいものです

皮膚を痛める強い刺激は、大切な皮脂、角質のバリア膜も
荒れてしまいます

朝の洗顔、そして保湿ケアをしても夕方には肌がボロボロ
それは角質がボロボロになった状態です

角質(皮の部分)の下層では新しい皮膚が作られています
ボロボロになった皮膚を擦ると、ポロポロと取れてきます

すると、内側の新しい皮膚があらわれてきますので
キレイになったような感じが味わえます

ツルツルになった!と勘違いする方もいるでしょう・・・

でも、それはまだシッカリとした皮に育っていない状態で
出番がやってきた未熟な角質なのです

そこで、いままで同様のケアを続けていたら、夕方になると
同じようにポロポロ皮膚が落ちることの繰り返しをおこす
だけとなります

そんなふうに、落としてしまいがちな角質を大切にして
極力落とさないようにするのが「角質培養」という育肌ケア
「保湿もしない、洗顔もしない」のが基本です

■アトピー肌でも角質培養をして大丈夫なのでしょうか?

アトピー肌でも角質培養はできますが炎症が起きている場合は
皮膚科治療や保湿ケアが大切です

アトピー肌のケアに役立つ点も多いですし、アトピー肌で
ニキビや毛穴も気になるなど、取り組み中の方も多いです

角質培養って、何をすればいいのでしょうか?

基本は「保湿をしっかりすること」と「擦らないこと」です

ほったらかすという放置プレイもありなスキンケアです
保湿はホホバオイルのみという、やり方が多いようですね

保湿しないほうがいいとの考えもありますが、ダメージがある
角質にオイルなどの水を通さない膜を作ると、バリア機能の
修復が遅れることがあるようです

また、オイルは皮膚の表面に皮脂膜の代わりに膜を張るだけ
人によっては、それだけでうまくいく、人によっては油分で
アレルギーや痒みが出てくる人だっています

保湿は絶対しないという思い込みは避けましょう

無理なやり方をして、ホホバオイルなど油分の膜の下で
かゆみや赤み、皮剥けなどのトラブルが起きるより
ノンケミカルで保湿しながら丈夫な角質に入れ替わるのを
待つ方がいいこともあります

擦らないこと、刺激を与えないこと・・・
角質細胞は小さく、とても傷つきやすいものです

どれぐらい小さいかというと、0.01mm程度の大きさで
0.001~0.002mmの厚さしかありません

なので、手で擦ったりするだけでなく、水が勢いよく
当たっただけでも傷ついてしまうのです

肌を擦って剥がれ落ちた角質細胞は、3~4日日間は
修復されないのです

その間、大切な保湿機能が働かない状態になるのです

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