新築で痒い思いをしないために|自然派住宅に潜むシックハウスの原因

最近の住宅に引っ越してから、アトピーとかシックハウス症候群になってしまった・・・

築数十年の古い実家にいた時は普通に暮らせたけど、新築に引っ越したら原因不明の痒みが出たという方は多いです。

昔の家は、土などの自然素材が使われていて、家自体が呼吸する、そんな表現がされています。

そんな口コミ情報を調べていくと、自然派住宅が気になりますよね?

まずは、こだわりの素材ですよね。

風土に合ったスギ、桧(ひのき)、ヒバなどの木材。
木の香りがすると、本当にリラックスできます。

精神的にも満たされ、ストレス解消にも良さそうです。
でも、高価な木材にすれば安心なわけではありません。

これらの木材は、木の良い匂いがしますが、この匂い成分が揮発性油分というものなのです。

揮発性油分は、鼻から肺に入り、血液中に溶け込んで体の中に蓄積されていきます。
脳にも届くことがあり、中枢神経を麻痺させることもあるからご用心・・・。

使ってはいけない木材というわけではありません。
構造材に使うのは良いのですが、内装材に使うのは良くないとされているのです。

自然派住宅と言いながらも、体に良くないモノ・・・。
いったい、どんなモノがあるのでしょうか?

床などに使われる無垢素材は木材としても贅沢で、アレルギーなどを心配する方にとっても安心な素材なのですが、気を付けないといけないことがあるのです。

それは、無垢素材の表面塗装です。

表面の仕上げが艶のあるものは、縮みや反り防止にウレタンを使う場合があります。

家事になることを考えてはいけませんが、燃焼すると青酸ガスが発生します。

艶のないものが安心?
そういう思い込みも、いけないようです。

内部に注入されているものもあるというので、注意しなければいけません。

でも、見えない部分は、素人では判断できません。
住宅メーカーに質問し確認することが大切です。

せっかくの、無垢素材なのですから化学薬品で保護されていないことが安心の条件なのです。

防腐剤にも注意が必要です。

防腐剤でシックハウス症候群にかかる方も多いからです。
中には農薬として使われる有機リン系のものもあります。
ホルムアルデヒドの原因である接着剤・・・。

正式に言うと化学接着剤が体に良くないのです。

屋根・壁・床の下地に、「合板」が使われてませんか?
コストダウン目的で、下地材に使われることが多い合板。

合板の何が危ないのでしょうか?

合板は化学接着剤で貼り合わされて作られています。
収納の扉を開けると、ツーンと匂いがしませんか?

その匂いが化学接着剤特有の匂いです。
衣服や、寝具にも匂いが染みついてしまいます。

直接触れる、服や布団、呼吸して吸い込むことで、体に悪影響を及ぼす危険があります。

抗菌効果など、菌はとにかく悪者扱いですね。
自然素材で、殺菌や抗菌を謳ったものがあります。

しかし、善玉菌まで殺してしまうことも・・・。

自然派素材という表現では、隠れたトラブルが潜んでいる可能性があるということです。
やはり、理想は無添加の家ということでしょう。

スポンサーリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサードリンク