新築マンション引越し後アトピーに|ツンと匂うホルムアルデヒド除去方法

アトピー肌で、湿疹や痒みなどの症状も落ち着いていたけれど、新築マンションに引っ越してきてから急にアトピーになってしまう方が結構多いようです。

これは、壁紙や建材などから気化されて放出される化学物質が、最も大きな原因であるとされています。
入居開始して、すぐという方よりも、入居後2~3カ月たってから調子が悪くなってくるケースが目立つようです。

なぜでしょうか?

建材や壁紙から発生する匂いを嗅ぎ続けて蓄積するのです。
新築であれば、入居1ヵ月後ころに行われる、初回点検が影響していたりもします。

補修工事でも使われるシリコンコーキング剤や接着剤の匂いを嗅いで生活していたら皮膚の調子が、だんだんひどくなってきたなんてことはありませんか?

現在の建物は、高断熱、高気密化しています。
マンションは、特にそれが際立っています。

そのおかげもあって、クーラーの効き、特に冬の暖房はよく効きます。

私は以前マンションに住んでいて、一戸建てに引っ越しました。
後になって感じましたが、一戸建ては冬の寒さが辛いですね。

そんなマンションですが、メリットばかりではありません。

高断熱、高気密化により、 吸放出性が乏しい、高湿度、過乾燥になる、結露、カビ、ダニが発生しやすいということが挙げられます。

樹脂製のパネルや、人工大理石(これも樹脂製)等の人工素材もふんだんに使われています。

室内空気を汚染するVOC(揮発性有機化合物)が、建材には多く含まれているのが現状です。

建材や壁紙を貼るために使われる接着剤には、有害物質であるホルムアルデヒドが含まれています。

目がチカチカしたり、吸い込むことにより、喉に刺激を感じたりします。

慢性的に吸入、接触することにより皮膚炎を起こし、アトピーを悪化させるきっかけにもなります。

住宅建材や壁紙などに使われる化学物質による被害を、総称してシックハウス症候群と呼んでいます。

ホルムアルデヒドなどのVOCは、家にいる間、ずっと空気を吸い続けることで目や鼻、皮膚にも影響する経鼻毒なのです。

システムキッチンの引き出しや食器棚を開けたとき、ツーンとする嫌なにおいがありますよね?

壁や家具、下地材のベニヤ合板からも接着剤の揮発による経鼻毒は発生しています。

例えば、それらをすべて無添加品に変えるのは大変なことです。

対策としては、換気を入念に行うのが現実的です。
マンションの場合は、機密性が高いので、換気扇を回すと玄関扉か開かない(重い)なんてことも十分おきます。

空気の取入口として、換気扇から1番遠い窓を開けて行うようにします。
部屋毎に、強い暖房で揮発を促しながらの換気も効果的です。

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