節水タイプのドラム式洗濯機はとても人気商品です
でも最近、節水タイプのドラム式洗濯機にしたら
アトピーが悪化したという方が増えてきています
アトピー肌で、肌への刺激を考えて合成洗剤タイプの
洗濯洗剤から、石鹸に変える方は多いですね
言うまでもなく、石鹸カスなどのすすぎ残しは
皮膚を刺激しやすいです
石鹸成分が洗濯した下着類に残ると、体が汗ばんだ時に
溶けてきて、皮膚を刺激することがあります
敏感な肌のことを考えて、綿素材の下着にしているのに
下着が当たる部分だけ痒くなる場合は、洗剤のすすぎ残しが
原因で、刺激となっている場合もあるのです
特に柔軟剤は、皮膚を刺激しやすいのでアトピー肌の方は
使わないようにする方が良いです
合成界面活性剤を含む一般的な洗濯洗剤を使わずに
石鹸にした場合、溶けにくくて衣類にせっけん分が
残ってしまう場合があります
これを防ぐために、洗濯機にあらかじめ水を張り
その後で、ぬるま湯で溶かしておいた石鹸を投入する方も
みえるかと思います
一度に洗う洗濯物の量を減らして、洗濯物が十分動くように
してやると、汚れも落ちやすいうえに、すすぎ後の石鹸カスも
残りにくくなります
それに対して全自動の節水タイプは、いやがおうにも
節水を第一にするので、比較すると残りやすいのかもしれません
トイレでも、節水タイプが増えてきました
少ない水でも排水できるように開発してあるようですが
ユーザーの使用状態によってはトイレットペーパーが残ります
もう一度流して、結局、節水タイプではない通常機種の
洗浄水量を上回ってしまうことが、実は多いのです
アトピー肌の方は、立て方(かくはん式)の普通の洗濯機が
向いているようですね
なぜなら、しっかり洗う、たっぷりの水で洗う、濯ぐことに
秀でているからです
洗剤のすすぎ残しが不安な方は、すすぎ回数を増やす
水位を増やす、ぬるま湯ですすぐなどの工夫も、すでに
実施済みのことでしょう
洗剤を、アトピー肌用に開発されたものに変えてみるのも
良いのではないでしょうか?
石油系の界面活性剤不要、すすぎも一回でOKだったり
洗濯洗剤だけで、柔軟剤なしでもギシギシにならないなど
高評価の物もあるようです
新しい洗濯洗剤に変える場合は、いちどパッチテストをして
陽性反応が出ないか確認すると、なお安心ですね
アトピーの症状のひどいところが、衣類と接触しているところだと
気付いた方は、検討されてみてはどうでしょうか?