毎冬、足の裏が痛痒いのは、寒いのと乾燥のせい?
もともと湿疹かゆみが、顔や腕にも出ているのですが
アトピーの痒みは足の裏にも出たりするものでしょうか…
足の裏が、赤くガサガサ、皮膚が部分的に柔らかい
そして、痛痒いと言うのであれば・・・
その痛みと痒みの正体は「しもやけ」の可能性が高いです
しもやけは子供がかかる病気のイメージが強いですが
最近では大人、しかも高齢の方が多くなってきているようです
■しもやけの主な症状は、何があるでしょうか?
・ムズムズかゆい…何もしていなくても痒い
何かに擦り付けたい痒み
・痛い(いたがゆい)…かゆいのに触ると痛い状態
・赤く腫れる…赤みを帯びてパンパンに腫れる感じ
・温度差に反応して激しいかゆみが出る
しもやけになりやすい人は、どんなタイプでしょうか？
男女問わずやせ形で、血行不良になりがちな人に多い
太っていて、手足が汗ばみやすい女性にも起こりやすい
そんな傾向があるようです
そもそも、しもやけが起こる原因は何でしょうか?
しもやけは、５度前後の低めの気温で、一日の寒暖の差が
１０度くらいになる条件で起こりやすいのです
初冬から春先にかけて起こりやすいので気をつけましょう
しもやけを予防するには、外に出たときに体を冷やさないこと
気温の変化が大きいと分かっている日は、手袋や靴下など
体の末端部に温度差が起きにくくしてやることです
かといって、厚手のものを何重にも着込むのは良くありません
蒸れたり、圧迫したりしないようにすることも大切です
そのためには、薄手の発熱系の素材を利用すると効果的です
綿靴下の上に、サーモ靴下を重ねたり、保温性が高く蒸れない
素材を着用するのも良い方法です
トレッキング関係の靴下も良いと思います
保温性の高いウール系と、通気性が高くて蒸れない素材の
混ざった厚手ソックスにするのも良いでしょう
もし汗が出たら、拭いて乾かしましょう
汗が出たままだと、湿気が出て蒸れてしまいます
手足など、末端部分の保温を心がけるのが
しもやけ予防の第一歩と言えるでしょう