アトピーと便秘は関係あるのでしょうか?
はじめは2~3日間ぐらいの便秘だったのが、慢性的になり
肌の水分もなくなってきた
その後、急に上半身も乾燥するようになり、カピカピに
なってしまった…
これは、皮膚表面の必要な脂分である、皮脂が
なくなってきた状態です
皮膚が突っ張って痛くなりますよね?
アトピーがある人は、胃腸も弱いことが多いため
便秘になりやすい方が多いです
中には、「快便ですよ」という方もいるのですが
便秘気味の方が多いのが実情のようです
アトピーは腸内環境がよくないと悪化する傾向が強いです
便秘、胃もたれ、倦怠感などが起きないようにするには
どうすればいいのでしょうか?
そのためには腸の粘膜を丈夫にしないといけません
皮膚にバリア機能があるように、腸内にもあります
腸内のバリア機能を高めれば、アレルギーを
寄せ付けなくできるのです
腸内環境を良くすればいいわけなのですが
良い状態というのはどういうものなのでしょうか?
腸内環境の状態の良し悪しは、腸内に住んでいる
細菌の割合で決まります
便ができるのは、消化した食べ物を細菌が分解し
発酵してくれているからなのです
腸内に住んでいる細菌は3種類に大別され存在します
■細菌の種類と腸内に住む割合の目安
・体に良い働きをする善玉菌(4割)
・体に悪い働きをする悪玉菌(3割)
・どちらでもない日和見(ひよりみ)菌(3割)
便秘がひどい、ガスがたまった、おならが臭いなどの
症状の時は、日和見菌と悪玉菌の割合が増えている状態と
思ってください
3つの細菌の割合を整えるには、善玉菌を
増やしてやることが大切です
善玉菌を増やすにはどうしたらよいのでしょうか?
それには、ビフィズス菌を摂ることです
ビフィズス菌は、善玉菌の代表的存在として有名ですね
しかし、善玉菌にも弱点があります
酸素に触れると増殖できないという特徴があるのです
そのため、寿命が短く腸に届く前に死んでしまいやすいのです
それなら善玉菌をもっと増やしたり、腸に生きた状態で
届くようにすればよいわけです
そのために、一緒に摂ると効果的な3つの栄養素があるのです