アトピーが悪化しない温泉の選び方│皮脂を守るぬるめの単純泉がオススメ

アトピーのある人は温泉に行ってはいけないのでしょうか?

家のお風呂でも体が温まると急激に痒くなったりするので温泉でも同様、もしくは温泉の成分でもっと痒くなるのではないかと不安になりますよね?

しかし、泉質を選べばアトピーの治療にもなりますし、お風呂好きであればストレス解消にもなりますので、おおいに行きましょう。

露天風呂なら開放感もありますし、自然の風で頭部が冷やされのぼせにくくて良いかもしれません。

基本は38~40度程度のぬるま湯がベストです。入浴時間も10分程度までとしておけば、肌の乾燥も防ぎやすいかと思います。

さて泉質の話ですが、アトピーの肌によくない泉質にはどういうものがあるのでしょうか?

硫黄の温泉は刺激が強いという話を聞いたことがあると思います。
確かに、あの独特なニオイは刺激が強そうですね。
卵が腐ったようなニオイとも言われています。私はけっこう好きですが・・

硫黄のお湯は、美人の湯とも言われていますが、そのワケは皮膚のターンオーバーを促進させる作用があるからです。

その促進作用は角質と同時に皮脂も分解するので、もともと皮脂の少ないアトピーの肌にとっては良くありません。
酸性泉も避けたほうがよいでしょう。

硫黄アレルギーがあるのに硫黄の温泉に入ると、顔がパンパンに腫れてしまうことがあります。硫黄アレルギーがあるのであれば温泉卵も避けたほうがよいのではないかと思います。

硫黄にも「単純硫黄泉」と「硫黄泉」がありますが、どう違うのでしょうか?
硫黄と聞いてイメージするのは『硫黄泉』のほうです。

卵が腐ったようなニオイで白く濁ったお湯です。こちらを「硫化水素型」といいます。

単純硫黄泉は硫黄のニオイがほんのりするものもあるが、基本的に無色透明、無味無臭に近いものが多いです。

次に、アトピーに良い泉質は何があるのでしょうか?

アトピーに良いのは、単純温泉、弱塩泉など肌への刺激が強くない泉質の温泉が良いようです。さらに、ぬるま湯であれば、もっと良いです。

湯治と呼ばれる温泉療法があります。2週間から数ヶ月の間お風呂に毎日入って治療する方法です。

温泉めぐりでは、宿ごとに泉質が異なる温泉郷もあるため泉質をよく調べてから選ぶようにしましょう。

硫黄の温泉は刺激が強くアトピーの肌には不向きですが、人によっては、その殺菌作用がよく効いたという人もいるようです。

アトピー性皮膚炎には転地療法といって、環境を変えるだけで症状がよくなることも少なくありません気分転換を兼ねて、積極的に温泉レジャーを楽しみましょう。

あと、湿疹を見られ嫌な顔をされることもあるかと思います。

人には移らないですが、知らない人から見たら気持ち悪がられることもあるのが事実です。

私の体験では背中に湿疹がドバッとある状態で昼間の露天風呂に行き、恥ずかしいので空いているほうの露天風呂に「あ~っ」と浸かったら、先に入っていた方が私が入るのと同時に湯から出て行きました。

まあ、しょうがないか・・・とは思いましたが、あまりいい気分はしませんでしたね。

でも、おかげで露天風呂は独り占めできましたけど^^
何事も前向きにとらえ、楽しいことに気持ちを向けましょう。

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