アトピーの赤みを抑える薬は3種類|ステロイド以外の消炎剤の特徴は?

アトピーの痒い炎症を抑える主な塗り薬は
3種類あります

ステロイド外用薬

用途
かゆい炎症に使用
特徴
・強さによって5段階ある
・部位、症状の重さにより塗り分ける
・効きが強いものほど、おおむね副作用も強い
・作用が強くて副作用が出にくいタイプもある

タクロリムス軟膏

用途
アレルギー反応を抑制し炎症を抑える

特徴
・商品名=プロトピック軟こう
・ステロイド外用薬が使いにくい中程度までの炎症に使う
・ステロイド外用薬のⅢと同程度の効き目で副作用がない
・顔や首の手当てに効く
・ひっかき傷やジクジクした部分、おできやにきび、粘膜や外陰部には使えない
・妊娠中の人は使用してはいけない
・薬を塗った部分を長期間紫外線にさらさないよう注意する
・塗りはじめはヒリヒリして2~3日はほてりや痛みを感じる
・ごく軽症、良くなってきた炎症に使用する

非ステロイド抗炎症外用薬

用途
軽い皮膚炎、ステロイド外用薬を使って症状が
軽くなったところに使う
乾燥肌・敏感肌・赤くてかゆみがある皮膚に使う

特徴
・ステロイド外用薬に見られるような副作用をほとんど起こさない
・顔、首、外陰部など皮膚の薄いところに使われる
・効き目は弱いクラスのステロイド外用薬よりも弱い
・ステロイド外用薬の代わりにはならない
・軽症の患者さん向け

まずは、湿疹の赤みをを今より悪化させないことです

昼間は強い意志で我慢できても、寝ている間に掻き毟ったり
することで、なかなか治らないのがアトピーです

そのためには、これらの薬を適量使いかゆみを抑えつつ
炎症を抑えることが最初の目標となります

同時にすすめたいのが保湿を中心としたスキンケアです
弱っている肌のバリア機能を補ってあげることが大切です

保湿力を上げることで、普通肌の人が持つバリア機能まで
近づけます。その状態を維持してあげるのが次の目標となります

バリア機能を補う薬には、どういった物があるのでしょうか

バリア機能を補う薬


 

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